Pinterestが写真共有SNSのVSCOの買収交渉を行っているという噂(PetaPixel)
2012年にFaceBookがInstagramを買収、2018年にSumMugがFlickrを買収、そして昨年の2020年にGooglePhotosが永久の無制限写真保管のポリシーを変更するなど写真共有をベースにしたSNSサービスが時代と共に変化を遂げていますが、今度はVSCOにも変革が訪れているという報道が流れてい流ということです。
There are rumblings of a major deal brewing in the world of photo-sharing social media platforms. The photo-sharing social media service Pinterest is reportedly in talks to acquire the photo-sharing app VSCO.
Via PetaPixel – VSCO in Talks with Pinterest to Be Acquired
- 写真共有ソーシャルメディアプラットフォームの世界では、大規模な取引が行われているという噂が出た。
- 写真共有ソーシャルメディアサービスPinterestが写真共有アプリVSCOと買収交渉中を行なっていると New York Timesが最初に報告した。
- 但し、取引が実現するかどうかはまだ明らかではない。
- 時価総額が約490億ドルの株式公開企業。
- 月間4億5000万人のアクティブユーザー
- ユーザーがコレクション内の刺激的な画像(写真、イラストなどを含む)を表示、保存、共有できるデジタルピンボード
- 9千万ドルの資金を調達した新興企業、最新評価額は5億5000万ドル
- 1億人の登録ユーザー(200万人の有料サブスユーザー)
- Instagramのように純粋な写真の編集と共有に関心のある人々が対象。
- Instagramとは異なりVSCOは広告ではなく有料のメンバーシップを通じて収益を上げている。
- 2011年
- Visual Supply Companyは、2011年にJoelFloryとGregLutzeによって設立
- 2012年
- フィルムシミュレーションを提供するLightroomおよびAdobe CameraRawアドオンであるVSCOFilmを発売しました。
- VSCO Camアプリを発表
- 2013年
- 写真共有サービス VSCO Gridを立ち上げ
- 4000万ドルを調達しVSCO Journalを立ち上げ、写真の共有機能を強化
- 2018年
- デスクトップフィルムシミュレーションの提供を終了、ソーシャルメディアの提供に集中
VSCO Grid を説明する動画
ということです。
上にも触れられているようにInstagramはオンライン広告で収益をあげ投稿者の人気稼を稼ぐことでバズらせるという構図ですが、VSCOは写真を中心に投稿したギャラリーのような感じです。
ですのでどうしても投稿者の方はSNSでの話題になるということはあまり無く、淡々と写真をたのしむという環境が良い点でありちょっと盛り上がられない点でもあったように思います。
買収を計画しているというPinterestは逆にとにかく画像で話題を作るという方針ですので、両者はそれぞれ補完する関係になるのでしょうか?
それとも買収が成立した暁には、新しいSNSとしてのVSCOが観れるのでしょうか?
ちなみに、私もVSCOちょこっとだけ使っていますが、VSCOを通じてブログなどに共有という埋め込みが出来ないのがちょっと不便な点でもあります。
その代わりに、VSCO→Instagramへ共有できる(^^ようなので、この経路で写真2枚を埋め込んでみます↓
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