2020年 日本のカメラメーカーのシェア(日本経済新聞)
昨年に2019年の世界市場における日本のメーカーのシェア統計についてご紹介していました。
今回2020年の統計も出ていましたのでご紹介いたします。(元記事は有料記事となります)
日本のカメラメーカー上位5社で世界のシェアの93.8%をカバーしているということですね。
また出荷台数は885万台ということです。
次に5社のシェアは以下の通り。
- Canon 47.9% (+2.5%)
- SONY 22.1% (+1.9%)
- Nikon 13.7% (-4.9%)
- FUJIFILM 5.6% (+0.9%)
- Panasonic 4.4% (-0.3%)
ということです。
ちなみに、2019年の統計のシェアの記事はこちら。
出荷台数93.7%で、出荷台数は1483万台ということで、各メーカーの内訳は以下の通り。
- Canon: 45,4% (+2.4%)
- Sony: 20.2% (+0.9%)
- Nikon: 18.6% (-1.6%)
- Fujifilm: 4.7% (-0.4%)
- Panasonic: 4.7% (0.0%)
でしたので、ここ2年でCanon、SONY、FUJIFILMがシェアを継続して伸ばしていますが、最も大きく伸びているのは、元々ナンバーワンのCanonですので、集中化が進んでいるようにも見えます。
その一方で、最もシェアを落としたのはNikonですね。
ただ、Nikonは復活の兆しも見えますので、2021年は絶対シェア回復して欲しいと思います。
だだ、出荷台数が1483万台から885万台に激減しています(コロナの影響が大きいですが)ので、シェアの数%の争いよりも台数の復活、そして販売単価の上昇を進めることが各メーカーとカメラ業界復活の鍵になりそうですね!
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