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ハッセルブラッドのカメラは何故あんなに高価なのか?(Business Insider)

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Hasselbradのデジタルカメラは中判センサーが採用されていて、他のメーカーに対しとても高価なものです。

例えば、Leicaの中判カメラが250万円くらいなのに対し、Hasselblad Hシステムの上位モデルは500万円とか700万円となります。

Business InsiderのYouTubeチャンネルが、何故ハッセルブラッドは高価なのか?という動画をアップしています。

Hasselbladカメラの歴史

  • アポロ計画の月面写真、ビートルズのアビイ・ロードのアルバムジャケット写真、オバマ元大統領夫人のポートレートもこれらの写真は全てハッセルブラッドのカメラで撮影されてきたものだ。
  • ハッセルブラッドは約80年の間カメラを作り続けているが、それらは常に高価なカメラであった。
  • 1918年最初のコンシューマー向けのカメラを発売し、価格は500ドルであった。
  • それが近年のハッセルブラッドは5900ドルの価格であるが、70年代のカメラを現在の貨幣価値に換算すると5300ドル程度になる。
  • 2004年にハッセル初のデジタルカメラを発売、その価格は更に高くなった。
  • ハッセルブラッド初のデジタルカメラは24,000ドルで、銀塩フィルムのモデルに対し2倍の価格であった。

Hasselbladのカメラは何故高価なのか?

  • ハッセルブラッドのカメラは、デジタルバック、ボディ、レンズの3つのパートに分けることができるが、デジタルバックの価格は26,000ドル以上になるのだ。
    • 中判センサーを採用しているが、高価でありカメラシステム全体の価格も高くなっている。
    • イメージセンサーはソニー製で、ハッセルブラッドは独自のキャリブレーションを適用している。
  • 中判カメラは、主に製品撮影やファッションフォトグラフィー、アート写真撮影用としてに用いられている。
    • これらの用途では特殊な撮影技術が用いられていて、コンシューマー用のカメラに置き換えることは出来ない。また主にスタジオで使われるので、その大きさは問題とはならない。
  • ハッセルブラッドは他のカメラカメラとは異なり大量生産を行わず、少数のカメラを全て手作業で組み立てている。
    • 2018年にハッセルブラッドが製造したカメラは10,000台以下である。
    • 対して他のカメラメーカーは年間数百万台のカメラを製造している。
  • ハッセルブラッドのカメラはスエーデンのゴッテンブルグにて全て独自の基準で製造されている。
    • 全てのコンポーネントは、手作業でテストされハンダ付けされている。
    • 組み立てながら、それぞれのパーツの音や感覚で確認する。
    • カメラ1台の組み立てに6時間から8時間を要している。
    • ハッセルブラッドがユニークなのは全てのセンサーをピクセルレベルでテストしキャリブレーションが行なっているということだ。
  • 近年ますますコンシューマーカメラへの需要が高まったことから、ハッセルブラッドも5,760ドルのX1D、6,399ドルの907Xカメラを発売した。
    • これらのモデルは上位モデルよりも小型のセンサーが採用されている。
    • 競合の価格帯ではソニーのα1の価格は6498ドルがあり、8Kや超高速AFであるがセンサーは大型では無い。
  • ハッセルブラッドは更に入門向けの中判のカメラを出すと共にハイエンドユーザーのサポートも継続し、その価格に見合う価値の提供を続けると言っている。

Hasselbladカメラのの生産台数って年間1万台以下ということなんですね。

動画では手作業でハンダ付けされている光景が流れていますが、おそらく他のメーカーのカメラ生産現場ではあまり見ない光景では無いかと思います。

そのような生産方法ですから1台のカメラを作るのに6時間〜8時間かかるということです。
これをちょっと計算してみると

単純計算すると、1万台 × 5時間 = 50000時間
5000時間 / 年間250日稼働 = 200時間 / 日
200時間 / 1日あたり8時間 = 25名

ということで、20名から50名くらいの組み立て技術者が生産されているような規模という感じでしょうかね。

ちなみにハッセルブラッドの企業情報ページによれば、全従業員数は180名ということです。

対するNikonグループの授業員を企業情報ページで調べてみると、単体で約4000名/連結で20000名ということです。
そして、連結従業員の数分の1がカメラに携われているとすれば、数千名規模の人員の方が従事されているということになりそうです。

そして下のグラフによれば2019年のNikonのカメラ生産台数が180万台くらいであることが読み取れます。

これらの情報から、Nikonはハッセルブラッドの数十倍の人員で180倍の台数のカメラを生産されていることになります。
やはりハッセルブラッドの1台1台の手作業による生産方式では数よりも価値ということになるのでしょう。

ということでハッセルブラッドはNikonなどのカメラに対して10倍の価格のカメラを販売することで、年間1万台規模の事業が成り立っているということなんでしょうね。
加えてDJI傘下であることも継続の下支えになっているとも思います。

将来カメラ市場がどうなるか判りませんが、日本のカメラメーカーは継続の為にはハッセルのような付加価値があるカメラが必要そうですね、、、

そう考えると、コンシューマー向けのX1Dや907Xはかなり頑張った価格のなカメラということでだと思いますので、いつかはこのようなハッセルブラッドのカメラを所有して見たいです。

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