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#Canon#FUJIFILM#Leica#Nikon#OLYMPUS#Panasonic#PENTAX#RICOH#SIGMA#SONY

GIZMODO ジェットダイスケさんインタビュー>日本のカメラはプロっぽい機能を訴求し過ぎ?

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GIZMODOのサイトが「さよならプロっぽいカメラ」という特集コンテンツを公開しています。

“どんな企画か。めちゃめちゃ頭悪い感じで要約すると、「昔はいわゆるデジタル一眼レフ然としていて、連写がきいて、画質も良い『プロっぽいカメラ』かどうかが重要なポイントだったけど、いまはチョット変わってきた気がする。だから、いろんな人に愛用のカメラを選んだ理由を聞いてみる!」です。”
Via ‘ 「さよなら、プロっぽいカメラ:僕らはカメラをこう選ぶ」特集はじめます | ギズモード・ジャパン (https://www.gizmodo.jp/2020/02/bye-bye-pro-camera.html)

その特集に、写真家であり動画クリエイターであるジェット・ダイスケさんが、そのプロっぽく無いカメラの総本山なLeica M10-Pを購入された理由のインタビュー記事が掲載されました。

“今回インタビューした写真家/カメラレビュアーのジェットダイスケさんは、そんな感性でカメラを選んでいるユーザーの一人。2018年にはレンジファインダーカメラの「ライカM10-P」を購入しました。ジェットさんと言えば、キヤノンの一眼レフやソニーの「α99」「α7」シリーズなどのレビュー動画を多数あげており、いわば“プロっぽいカメラ”でおなじみでしたが、なぜクラシカルなM型ライカを選んだのでしょうか?”
Via ‘ 「今の日本のメーカーは機能性のことを言い過ぎなんですよ」ジェットダイスケがライカを選んだ理由 | ギズモード・ジャパン (https://www.gizmodo.jp/2020/04/jetdaisuke-interview-march-2020.html)

ジェット・ダイスケさんは何故Leicaを選択したのか?

  • Leicaは避けて通れないカメラ、クラシックなカメラに行き着く先であり総本山でもある。
    • 日本のカメラメーカーが持っていないものを持っている。
  • 日本のメーカーはプロの写真家を起用することが多いが、彼らが褒めるのはどうしても機能となる。
    • マーケッティングとしては効果的だが、ユーザーをあまり良くない方向に導いている。
  • 教本では構図を重視してタイミングの話が出てこないが構図は後から調整が効く。タイミングの方が重要。
  • Leicaで撮っているとバチピンを気にしなくなる。

これからの写真について

  • ポストプロダクションは必要な時にどんどん使っていけば良い。
  • テクノロジーに頼らないようにすると撮ることが面白くなって来る。
    • これからカメラはダウングレードして行く可能性がある。α7IIくらいがちょうど良い。
  • 作らない文化の流れを写真に取り入れたい。写真DJが出てくるだろう。
  • いい写真とはずっと見ていられるもの。1コマの映画
  • 現代は写真が溢れ返り、容易に真似・複製が出来るので売るのが難しいものになった。
    • 資本主義はお金が無い人からお金を取るので安くしか出来ない。薄利多売が楽しいかは分らない。

ジェットダイスケさんは国産カメラメーカーの機能至上傾向に対するカウンターということでLeicaを購入されたということです。

 

日本のカメラメーカーのWebサイトを調べてみた

それでは、カメラメーカーはジェットさんがおっしゃるように機能だけのアピールされているのか?
を各カメラメーカーを代表するカメラの製品情報ページでは何をアピールされてるのか?を調べてみました。

Canon EOS R



CanonはEOSシステムの優位性と機能をアピールしていますが、別のスペシャルページでは玄人向けのページや、ファミリーの方向けにはカメラ楽しさの訴求しています。
全方位できっちりとやられているのが流石です。

 

FUJIFILM X-T4



閲覧者をフォトグラファー目線にさせるページですね。
ちょっとインテリジェンスで敷居の高い感がFUJIFILMらしいですね。

 

Nikon Z7



高機能と高性能を丁寧に説明する構成です。
もう昔からずっと続く構成なので安心して?見れる感じです。

 

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III



機能中心の説明ページですが、スマホ表示にも適合するレスポンシブなレイアウト工夫がされています。

Panasonic LUMIX DC-S1



機能・性能中心のコンテンツになっています。
Panasonicのサイトの一部として他の家電製品と同じテイストにという制約がありそうですね。

 

PENTAX K-1 Mark II



機能中心のシンプルで見易い構成ですね。

 

RICOH GR III



PENTAXと同じリコーイメージングのページですが、コンセプトを全面に出し、ダークなカラーとメッセージで雰囲気を演出されていますね。

 

SIGMA fp



ポケッタブルなコンセプトと多様な撮影スタイルを強く訴求されています。

 

SONY α7TRIV



機能中心ですが、ソニーストアと連携しているのが特徴ですね。

 

いかがでしょうか?
私の視点で各社のページを分類して見ると、、、、

 

機能を中心に訴求しているメーカー・ブランド

Canon、Nikon、OLYMPUS、Panasonic,、PENTAX、SONY

 

ブランドイメージやコンセプトを強く訴求されているメーカー・ブランド

Fujifilm、RICOH、SIGMA

 

確かに日本のカメラは機能を訴求しているメーカーが多いですね。

ただミラーレスが中心となってから、どのメーカーのカメラも高速なAF、高解像センサー、高感度性能、強力な手ぶれ補正、高速処理、小型で優れた操作性、堅牢で全天候対応、、、、、と全てが揃って結局は横並びになっている感もあります。

もう一般ユーザからするとどのメーカーのカメラ買っても機能も性能も十分に満足出来るレベルですのでジェットダイスケさんがおっしゃるように、機能だけのカメラはユーザーに飽きられるようになると思います。

カメラの出荷台数が年々減少しているのもそんな理由もあるかもしれませんね。

 

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