CIPAがデジタルカメラ/交換レンズ統計4月実績を発表
CIPAが4月のデジタルカメラ出荷統計を公開しています。
レンズ交換式カメラは今月も前年割れのまま並行線という感じですね。
レンズ交換式カメラで4月の前年同月比の数字を見ると。
一眼レフカメラ
- 数量 71.3%
- 金額 62.9%
ミラーレスカメラ
- 数量 87.8%
- 金額 102.5%
ミラーレスカメラの出荷数量は10%以上減少しながらも金額ベースでは若干伸びているということですね。
出荷額/台数 を計算して見ると
- ミラーレスカメラ 約7.45万円/台
- 一眼レフカメラ 約4.15万円/台
一眼レフは低価格化、ミラーレスはハイエンド化傾向です。
交換レンズも出荷本数は昨年から下落したままの平行線です。ただグラフ的には来月が期待出来そうな動きです。
前年同月比の数字を見ると明らかにフルサイズ用レンズが売れているということになります。
フルサイズ用レンズ
- 数量 103.7%
- 金額 125.4%
フルサイズ未満のレンズ
- 数量 73.2%
- 金額 71.5%
フルサイズ用レンズは出荷本数も金額も昨年を上回っていますが、特に金額が25%も高くなっています。
一方でフルサイズ未満のレンズの落ち込みは25%以上と激しいですね。
レンズの出荷額/数量の計算をしてみると
- フルサイズ用 約5.13万円/本
- フルサイズ未満用 約1.34万円/本
フルサイズ未満用のレンズはキットレンズの価格なんでしょうね。。。きっと。。。
また、レンズ出荷本数/カメラ出荷台数を計算すると
1,388,778千本/822,769千台≒ 1.7本
唯一、数量と金額共に伸びているのがフルサイズ用レンズ、そしてボディ1台売れればレンズが2本売れますので、フルサイズミラーレス用のハイエンドレンズをいかに売るかがメーカーにとっては重要になりそうです。
レンズラインナップの拡充が今後の鍵になると思います。
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