YOUのデジタルマニアックス

カメラや写真の気になるニュースや話題をポストします

スポンサードリンク -
#Nikon

READY ACTION. ニコン Z8 正式発表!これまでの噂を振り返ってみた。最も心配なのは品薄になること?

Pocket
LINEで送る

ニコンが予告していた新製品発表イベントでこれまでの情報通り Nikon Z8が正式発表されました。

発売日は5月26日ということで、市場価格は60万円前後ということです。

Twitter ニコンちゃんの発表

キーワードでは、静止画でも動画でも決定的な瞬間を逃さない俊敏さ、と記されていますので、やはりZ9の性能でより小型化されたカメラということが伝わって来ますね。

Nikon Z8用のバッテリーパックNB-N12も発表されました。

Nikon Z8プレスリリース

「Z 8」は、「ニコン Z シリーズ」のフラッグシップモデル「ニコン Z 9」(2021年12月発売)と同等の高い機能と性能を、堅牢性・信頼性の高い小型・軽量ボディーに凝縮し、風景や野鳥、飛行機、ウェディングを含むポートレートなど、幅広いジャンルにおいて、さらなる映像表現の可能性を追求するフォトグラファーや映像クリエイターに向けたモデルです。静止画、動画問わず、優れた機動力で軽快なカメラワークを実現し、あらゆるシーンで軽快に表現できる操作性能、決定的瞬間を逃さない捕捉性能、そして表現力を高める最高峰の描写性能で、ユーザーに新たな撮影体験を提供します。

Nikon Z8
Nikon Z8
Via:Nikon – フルサイズミラーレスカメラ「ニコン Z 8」を発売

Nikon Z8 プロダクトツアー動画

Nikon Z9スペシャルコンテンツ

Nikon Z8製品情報ページ

Nikon Z8
Nikon Z8
  • 4371万画素
  • センサーシールド機構搭載
  • メカシャッターレス
  • 最大6段のシンクロVR
  • Nikon Z9 と同様の性能と機能をZ9の体積比 -30%で実現
  • 縦横4軸チルトモニター搭載。
  • 動画
    • 12bit RAW、10bit Apple ProRes 422 HQをカメラ内記録が可能。
    • 4Kは8Kオーバーサンプリング
    • 4K UHD/60p 最長125分(外部電源が必要)
    • 8K UHD/30p w最長90分(外部電源が必要)
  • 被写体認識機能に飛行機を追加
  • 美肌効果を追加
  • ホワイトバランス機能を改良、人物印象調整機能、AWBの微調整機能が追加
  • HEIF 10bit 記録が可能に
  • 充給電用と通信用の2つの USB端子を搭載
  • ボディは前面がマグネシウム合金、背面は炭素繊維複合材料
  • マイナス10℃の耐寒性能

Nikon Z8の噂で気になっていたことがどうなったのかを振り返ってみた。

Nikon Z8の発表前にスペックがリークしZ9との比較まで完了していました。

ということで大体の性能は把握出来ていたのですが、ちょっと気になる点が幾つかありましたので、正式発表されたところで振り返ってみたいと思います。

Nikon Z8の価格リークで高いと言われていたけど?

市場想定価格は60万円ということです。

事前に欧州での価格がリークされており、そこからZ9との比率で日本でのZ8の価格を計算し50〜60万円の価格を予測していましたがギリギリながらその範囲に収まるようです。
また、少し値引きをする販売店では55万円程度で購入出来ることになると思います。

追記>カメラのキタムラさんで54万円を切っています。

このように60万円という価格はZ9に近いかもしれませんが、主要な性能はほぼ同じですのでまぁ納得の価格だと思います。
しかし!、Z8の発表直後にNikon Z9の値上げが発表されましたのでZ8とZ9の価格差はまぁあるということですね。

バッテリーグリップは同時発売された!

ちゃんとバッテリーパックNB-N12も同時に発表されました。
こちらの発売日はZ8と同じく5月26日ということです。

追記>でこのNB-12ですがバッテリ2個を搭載することが出来るようですが、1個を残して次のバッテリに交換できるホットスワップに対応しているということです。これは交換バッテリを準備すればZ9よりも柔軟に運用ができるのがメリットになるのかもしれませんね。

Nikon Z8
Nikon Z8
Nikon Z8
Nikon Z8

樹脂製ボディの噂は半分当たりましたね。

事前の情報ではZ8には樹脂製のボディ素材が採用されることになるということでした。

で正式発表では前面がマグネシウム合金、背面側と上面カバーが帝人が開発した炭素繊維複合樹脂のSereebo Pが採用されているということですので、事前情報は半分当たっていたということですね。

ミニZ9なら動画撮影機能の制限はある?

Z8でも8K動画撮影の最長時間が125分という同じ性能が実現されていました。

ボディの半分が樹脂製になったのにも関わらず、熱的には問題が無いようで、素晴らしいですね。

ただし、バッテリ容量が少ないので、この性能の恩恵に預かるのはUSB経由での給電用バッテリが必須になりそうですね。(もちろんZ9でも外部バッテリが必要になるシーンはあると思います)

でNikon Z8がZ9より良い点

SDメモリカードが使えるようになったのはコンシューマーユーザーにとっては嬉しいことだと思います。

給電専用と通信専用と2つのUSB-C端子が搭載されたのもユーザーによっては嬉しい変更だと思います。

ライブ配信でUSB-C端子でPCと接続することになりますが、そうすると消費電力を上回る給電が出来なくなるようで結果的にバッテリが消費されてまうカメラが多いと思いますが、このような場合でもZ8のように給電専用のUSB-C端子があることで時間無制限で配信を行うことができるようになると思います。
これが出来るミラレースカメラは他に無いのでライブ配信される方は Z8しか無いですね!

機能的にもZ9よりもアップしているところがあります。

  • HEIF対応
  • 被写体認識に飛行機を追加。
  • 美肌効果を追加
  • AWBの強化
  • ハイレゾズーム

まぁこれらはファームウェアで何とかなりそうなので、Z9にも機能追加されることになればいいですね。

バッテリはNikon Z7IIとD850と同じEN-EL15cですのでこれらのカメラからアップグレード、リプレース、またこれまでのカメラをサブカメラにされる方はバッテリが共通で使えるのは大きなメリットだと思います。

一方で Z9 のサブカメラと考えられていた方は嘆かれる方もいらっしゃるとは思いますが、Z9は縦グリップのカメラなのでバッテリが違うのはまぁしょうがないとも思います。

ただNikon Z8よりZ9の方が良い点もあるよね。

当然ですが縦位置撮影がメインの方はZ9を選択するしかないですよね。
Z8にもグリップを追加すれば良いかもしれませんが、やはりグリップ一体型のカメラとはフィーリングが異なると思います。

GPSが非搭載となりました。これはコストダウンと消費電力の減少のメリットはあると思いますが、撮影情報を記録する点でGPSは重要ですし、また時刻も自動で正確に合わせることが出来ますのでこれはちょっと残念ですね。

インターフェイスとしてシンクロターミナルやLan端子が省略されました。一方で充電用のUSB端子が追加されましたのでコンシューマーユーザーにとってはZ8の給電USB端子の方がメリットは大きいと思います。

Wi-FiとBluetoothの出膂力が小さくなっているようです。
これはおそらく消費電力を少なくする為だと思いますが、まぁ通常の使い方では問題が無いとは思います。

本体充電ACアダプター EH-7Pが別売に、、、まぁしょうがないですね。

やはりZ8はニ Z9という表現通りだった!

発表前の噂ではNikon Z8はミニZ9という話でした。

また、サイズはD850に近いという話が流れていましたね。

重量ですがZ9から330g軽量になっているのは勿論、D850からも95g軽量化軽量になっているのも良いですね。D850ユーザーがミラーレスカメラに移行する時に重くなっては元も子もなですから、まぁこれでD850を愛用されている方がZ8に移行しても良いかなということになりそうです。

まとめ、やっぱりニコンユーザーの方ならNikon Z8は買いですよね!

Nikon Z8はZ9のハードウェアが流用されていることで、主要な性能や機能はまた、当然画質も両者に違いが無いということ。そして軽量で低価格でSDカード運用も可能ということですので、もはや多くの上級ユーザーにとってZ9よりもZ8を選択されるメリットの方が大きいかもしれません。

Z9を選択されることは、究極の堅牢性、GPSによる位置情報取得が必要、そして、より長くバッテリ交換なしで撮影出来ることが必要となるシチュエーションで使われる方、そして縦位置撮影が多い方ということになるかと思います。

Nikon Z8はZ9は性能がほぼ同じで、趣味層の方ばかりでは無くプロユーザーでも使えるシーンがより多く対応出来るカメラになった印象ですので、 Z9と同じく大人気の商品になりそうですね。

ということで、Nikon Z8で最も心配なのはZ9と同じく長期の品薄状態になるということくらいかもしませんね。

各国のNikon公式 Z8の紹介・機能説明・撮影サンプルの動画が世界中で瞬時アップされています

これらの動画を含めニコンイメージングジャパンのYouTubeチャンネルには、公式動画だけで何と21本もの動画がアップされています。

Nikon USAでも14本の動画がアップされていますね。

Nikon Europeでも9本の動画がアップされていました。

更にYoutubeでNikon Z8キーワードにしてで検索すると、多くのユーチューバー、インフルエンサー、レビューワー、そしてカメラサイトや販売店が一気に動画をアップしていました。

NikonはこのようにZ8の発表までに本当に多くの準備をされていたようで、やはりこのカメラに賭ける意気込みが伝わっていると思います。

Pocket
LINEで送る

Amazon アソシエイト


関連コンテンツ

楽天トラベル

READY ACTION. ニコン Z8 正式発表!これまでの噂を振り返ってみた。最も心配なのは品薄になること?」への2件のフィードバック

コメントを残す

Amazon プライム対象