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PetaPixelが選ぶ写真家&写真編集者向けのベストモニター8選 2021年版

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PetaPixelのサイトが写真向け/写真編集用としてオススメするモニタのベスト8機種を選定する記事を公開しました。

There’s one piece of equipment that the working photographer uses more than any other. No, it’s not their camera. Not their favorite lens either. I’m talking about their photo editing monitor.

Via:PetaPixel – The Best Monitors for Photography and Photo Editing in 2021
  • ポストプロダクションを外部委託しない限り、ファインダーを通して見るよりも、モニタを見ている時間に多くを費やすことになる。よって高解像度で色再現性の高いディスプレイは不可欠となる。
  • 写真用として最適なモニタは、色深度>色精度>解像度>価格という順序が優先となるが、これらの間でバランスを考えることになる。
  • 真の10ビットパネル、AdobeRGBをカバー、4Kを備えたモニターは4000ドル以下で見つけるのは困難だが、実際は存在する。
  • 加えて、USB-C接続にも期待したい、電力供給が可能で接続するとその場で動作するのは大きな利点である。
  • 高いピーク輝度、アレイローカル調光、測定色計などは特にHDRコンテンツを編集する場合に役に立つことになる。

Dell UP2720Q:写真編集用として総合的ベストモニター

サイズ: 27インチ
解像度: 4K
明るさ: 250ニット
色深度: 10ビット
色精度: 100%AdobeRGB、98%DCI-P3

  • サイズ、解像度、色精度、色深度、コストパフォーマンス、写真中心の便利などあらゆる要素で見ると、DellUP2720Qに勝るものは無い。
    • BenQ SW321Cは同価格帯だが、測色計が内蔵されておらず、Dellのような真の10ビットパネルではなく、FRC8ビットパネルを使用している。
    • 実際、2,000ドル前後で10ビットを要求する他のほとんどのモニターは、8ビットから10ビットの色深度を作成するためのトリックであるFRCが使用されている。
    • また同価格帯で存在する1つの10ビットモニタのオプションはEIZO ColorEdgeCS2740だ
  • ビデオを編集で特にHDR10またはHybrid Log-Gammaで作業している場合は、より高いピーク輝度を達成し、フルアレイローカル調光機能を備えたより優れたモニターがあるが、必要なコントラストに到達できるもの「HDRに最適」カテゴリを確認して欲しい。
  • また、編集を専門とする会社で、他に無いような色彩の均一性が必要な場合は、「究極の色精度を求める写真編集者向け」カテゴリが最適だ。しかし、驚くほどリーズナブルな価格ですべてを備えた大型高解像度モニターを望んでいる典型的な読者にとって、Dell UP2720Qが一番の選択である。

ASUS ProArt PA278QV:写真編集用の低価格べストモニタ

サイズ: 27インチ
解像度: 2K
明るさ: 350ニット
色深度: 8ビット
色精度: 100%sRGB

  • 「低予算のモニター」と「色の正確さ」という用語は通常一致しないが、ASUS ProArtPA278QVはお手頃な価格で良い仕事をしている。
  • 工場で校正され、Calman認定を受けているが、完全なAdobeRGBやDCI-P3の数値は得られない可能性もある。
  • USB-C接続、4K解像度、FRCなどの機能は無いが価格は適切であり、公称のDeltaEは2未満で、sRGBを100%カバーしている。よって特にオンライン表示用のコンテンツのみを制作している場合は必要十分ではある。

BenQ SW270C:写真編集用として価格に見合う性能を持つモニター

サイズ: 27インチ
解像度: 2K
明るさ: 300ニット
色深度: 8ビット+ 16ビットLUTからのFRC
色精度: 99%AdobeRGB、97%DCI-P3

  • 非常に人気のあるSW2700PTのお手頃価格版であるが、コアスペックに関して重要な機能を共有してる
    • 2K、AdobeRGBカバレッジ99%、便利なコントロールパックなど。
  • 追加の200ドルで、いくつかの重要なアップグレードが可能になる。
    • 16ビットLUT、60W電力供給のUSB-C接続、HDMI 2.0、DisplayPort 1.4、DCI-P3 97%カバレッジ、および新しいバージョンのコントロールパックだ。

ASUS ProArt PA329C:写真編集用中級ベストモニター

サイズ: 32インチ
解像度: 4K
明るさ: 400 nits持続、600 nitsピーク
色深度: 14ビットLUTから10ビット
色精度: 100%AdobeRGB、98%DCI-P3

  • ベスト中級モニターはBenQSW271とASUSPA329Cの間でタイトなレースであった。
    • どちらも優れた色精度だが、ASUSは真の10ビットパネル、AdobeRGB 100%カバレッジ、ビデオエディター用のDCI-P3カバレッジ、HDRコンテンツを表示または編集するための600ニットのピーク輝度の組み合わせ全てに優っていた。
  • 60Wの電力供給を備えたUSB-C接続、内蔵の4ポートUSB-Aハブ、色空間を並べて比較できるピクチャーインピクチャーモードもあり、VESADisplayHDRも得ることができる。
  • ProArt PA329Cはリリース以来数回「入荷待ち」となっている為、主な問題は購入可能なものを見つけることであり。それを見つけることができれば最良の選択となるだろう。

Dell U4021QW:写真編集向けベスト曲面モニタター

サイズ: 40インチ
解像度: WUHD 5K x 2K
明るさ: 300ニット
色深度: 10ビット
色精度: 98%DCI-P3(要求)、100%sRGB(要求)
その他: 4つのUSB-Aポートを備えたKVMスイッチ、1つUSB-Cポート、およびイーサネットポート。9Wスピーカー。
価格: $ 2,100

  • 先月CESで発表されたU4021QWは、世界初となる色精度を有した40インチWUHD 5K2Kモニターとして高く評価されている。
  • DCI-P3 98%のカバレッジ、sRGB 100%で、このクラスでは並外れた色精度を誇っている。
  • 画面の解像度は5,120×2,160ピクセルで、通常の32インチ16:9 4Kモニターよりも33%広い画面領域を提供できる。
  • 90Wの電力供給を備えたThunderbolt 3、追加のUSB-Cポート、2つのHDMI 2.0ポート、DisplayPort、4つのUSB-Aポートを備えた内蔵KVMスイッチ、オーディオ、およびイーサネットポート。内蔵の9Wスピーカーも内蔵。
  • このようなモニターを使用する場合、コンピューター/ GPUが実際にフル解像度で駆動できることを確認する必要があるが、現在、DellU4021QWは写真およびビデオ編集者にとって最良の選択です。

Apple Pro Display XDR:Mac愛好家のためのベスト写真編集用モニタ

サイズ: 32インチ
解像度: 6K
明るさ: 1000 nits持続、1600 nitsピーク
色深度: 10ビット
色精度: 100%DCI-P3(測定)、89%AdobeRGB(測定)
エクストラ:組み込みプリセット、フルアレイローカル調光(576ゾーン)

  • Mac向けに究極の写真編集モニターが必要な場合は、Appleエコシステムから逃れることはできない。
  • このディスプレイは5,000ドルととてつもなく高価だが、6K解像度、VESA HDR1000パフォーマンス、DCI-P3 100%カバレッジ、および1600 nitのピーク輝度などで、最高の写真およびビデオ編集モニターの1つになっている。
  • ディスプレイにはコントロールがまったくないため、そのすべての設定はmacOSディスプレイ設定内から制御されることになる。
  • スケーリングの変更、明るさの調整、「ナイトシフト」や「トゥルートーン」などの設定の、写真、HDR、デジタルシネマ、デザイン&プリントなど多くのプリセットから選択できる。

NEC MultiSync PA311D:究極の色精度を求める写真編集者向けベストモニター

サイズ: 32インチ
解像度: DCI 4K(アスペクト比17:9)
明るさ: 350ニット
色深度: 350ニット
色精度: 97.9%Adobe RGB(測定)、97.3%DCI-P3(測定)

  • より多くの色、より正確な色、そして我々がこれまでにテストしたどのモニタよりも色をより細かく制御できる。
  • スペックに関しては、EIZOの5,700ドルのCG319Xとほぼ同じだが、NEC専用のXRite測色計と一緒に購入した場合は250ドルである。
  • 私たちのテストでNEC PA311DはAdobeRGBとDCI-P3の両方の色域のほぼ98%をカバーし、パネル全体で非常に均一で、最大Delta E2000は1.5未満だった。
  • またパネルの原色の正確な色度座標を選択したり、白色点を変更したり、ガンマと色温度を調整したり、モニターの色の色相(6つの軸:赤、緑、青、シアン、マゼンタ、黄色)、彩度、明るさを調整可能である。
  • これは最も美しいモニターでは無いが、欠点は実際には2つに限定される。
    • 最大輝度が350ニットに制限される。これはHDRビデオを撮影または編集する場合の大きな問題です。
    • モニターの内部14ビットLUTを校正する場合は、特別なNECブランドのXRite比色計を購入する必要がある。サードパーティの比色計はサポートされてい無い。

Dell UP3221Q:HDRに最適なモニター

サイズ: 32インチ
解像度: 4K
明るさ: 1000 nits持続
色深度: 10ビット
色精度: 100%DCI-P3(測定)、94%AdobeRGB(測定)

  • 真のHDRパフォーマンスが必要な場合は、3つのものが必要であり、それらは、明るさ、コントラスト、および色の精度である。
    • Dell UP3221Qは、1000 nitのフルスクリーン輝度、フルアレイローカル調光機能を備えた驚異的な2,000ミニLEDバックライト、および94%Adobe RGBカバレッジと組み合わせた100%DCI-P3で、これら3つのすべてを提供する。
  • 市場のどの製品よりも多くのローカル調光ゾーンを備えた真のVESA DisplayHDR 1000認定ディスプレイである。
    • これはOLED技術が熟成するまで、HDRコンテンツを操作するための最善の選択となる。
  • 内蔵のCalman測色計、付属のモニターシェード、組み込みのUSB-Aハブ、90Wの電力供給を備えたThunderbolt 3接続、2つの色空間を並べて比較できるモードなどがある。

いかがでしょうか?

フルサイズミラーレスなどハイエンドのカメラをお持ちの方はその解像度や色の良さを十分に教授する為にはやはり20万円位のモニターを組み合わせる必要がありそうですね。

まぁそうなるとPCやストレージも含めてカメラ以外の部分にも継続的な投資が必要ということですね!

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