今だからこそ本当に ニコン Df を買うべき5つの理由(Mattias Burling)
買うべきカメラシリーズの動画をアップしているユーチューバーの Mattias Burling氏ですが今度は“5 Reasons to Buy a Nikon DF in 2018 – As underrated as it gets”(2018年にNikon DFを購入する5つの理由 – 過小評価されているので)という動画をアップしました。
このカメラをオススメする背景
- ここ数年で発売されたカメラの中でも、Nikon Dfはユーザーに最も拒否されたカメラの1台である。
- 多くのネガティブな意見が出ていた。
- しかしながらこのカメラを使った人は惚れ込んでしまう筈だ。私もその例に漏れない。
- 今回はこの素晴らしいNikon Dfの買うべき理由を動画で説明したい。
理由1 : 価格
- 2013年に発売された時は少数の人向けの安価なカメラとして、当時のフルサイズカメラの中ではそれほど高価なものでは無かった。
- そして中古でコンディションの良いものを見つけることが出来た。
理由2 : サイズと作りの良さ
- 他のフルサイズ一眼レフカメラのような大型のグリップは持っていないが、驚くほど軽量で小型のボディとなっている。
- 外装の大部分が金属製でとても堅牢である。
- ダイアルの感触も良い、例えばX-Tのダイアルはとても曖昧な感じがする。
- ただSDカードが1枚しか入らないのは悲しい。
理由3 : 直感的な操作系
- ホールド感はまるでフィルム一眼レフカメラのようである。
- 左側の手で容易に支えることが出来、多くのマニュアルコントロールを楽に操作出来る。
- シャッタースピードダイアル、ドライブダイアル、露出補正ダイアル等。
- 更にニコンのレンズには絞りダイアルを持つものも数多くある。
- フジフイルムの先進的なAutoセッティングの操作に対して、カメラ旧来のコントロールとなっているが、それぞれに良い面、悪い面があると思う。
- モードダイアルで素早く変更出来るのが大好きだ。M,A,S,Pモードを直感的に使い分けることが出来る。
- 大きく、明るい光学ファインダーに加えて高速のAFによってスナッピーな一眼レフの撮影体験を得ることが出来る。
- リアダイアルでもシャッタースピード等のコントロールが可能。
- 暗所でAFが役に立たない、AFエリアも狭いという意見があるが、私はいつも中央部でAFを行いその後構図を決めているので、まったく気にしていない。
理由4 :プロ向けのISO Auto 機能
- ISOダイアルが独立しているのも素晴らしい。
- ISO-Autoでメニュー設定を上限ISO200にしておく。そうすることでほぼ最低感度を維持して撮影するセッティングとなる。
- 更に、ISO-AutoのISO上限値がISOダイアルの値に変更出来るという操作が可能になる。
- この機能はプロ向けのカメラと言える。
理由5 : 画質
- 1620万画素のフルサイズセンサーは、よく知られているようにニコンのフラッグシップ機 D4と同じものである。
- 最小限のクロップにも耐えられる画素数であり、高感度性能を有している画素数でもある。
- シャドー部はRAWでプッシュする必要が無く素晴らしいダイナミックレンジを持ている。
- 同様にハイライト部でも豊かな色再現性を持っている。
- モノクロ撮影においてもハイライトからシャドーまでのトーンは、本当に本当に、味わいがあるものだ。
- ただ、私がこのカメラに唯一望むのは、D500等にも搭載されているハイライト重点測光モードである。
いかがでしょうか?
この動画を見て私もDfが欲しくなってしまいました(^^;
やはりDfは安くなっている
Dfが出た当時はそれほど安いと思いませんでしたが、現時点でNikon Dfの実売価格はボディで22万円を切る価格、50mmF1.8レンズキットでのスペシャルエディションは23万円強で購入することが出来るのです。
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Dfのライバルの一眼レフカメラは同価格帯で同じような重さとなるのはCanon EOS 6D Mark II?やPentax K-1あたりでしょうか?
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ただ、6D2は樹脂ボディで操作系も入門的なのに対し、Dfは金属で覆われたソリッドでクラシックな感触やメカニカルダイアルを持ていますので、なんとなく同列では無い気がするのは私だけでしょうか?(^^;
一眼レフらしさで言えばPentax K-1も素晴らしいですが、Dfよりも200g重く大きいボディで画素数も違いますので持ち出すシーンが違うカメラのように思えます。(K-1のライバルはD850でしょうね)
フルサイズなのに1600万画素が良い
画素数もDfの1600万画素というのは本当にちょうど良い思います。
特に、気軽に旅行しながら撮る場合でもそれほど大容量のSDカードを持ち歩かないでも良さそうですし、後からPCのHDDを圧迫しないのが良さそうです。
コンクールに出展するような作品を狙っていないのなら、Dfのような1600万画素あがりがベストかもしれませんね。
余計な機能が無いのが良い
自分はフルサイズ機で動画は余程のことが無い限り撮りませ。ホールドするのに疲れますし、フルサイズなのでピントを意識し過ぎて失敗も多いですorz
通常の動画ならiPhoneさえ持ち歩いていれば問題なさそうですし、GoProや1インチコンパクトの方が失敗無く撮れますね(^^;
またMattias Burling氏も書いているように、複雑なAFシステムを持つカメラは通常のスナップ的な使い方では逆に邪魔なこともあります。
DfユーザーにとってはK-1のような高度なピクセル合成もアストロトレーサーも普通使いませんしw
絞りダイアル付きレンズを楽しく使えそう
Nikonのレンズライナップで未だ絞りダイアルを持つAI-AFレンズを多数ラインナップされているのは流石ですね!
Pentax もFA LimitedがありますがNikkor AI-AFの方が普通の(^^;焦点距離のレンズが各種揃っています。
更に、コシナのフォクトレンダーSLRやZeissのZF.2マウントなら絞りリングを備えていますのでNikon Dfだからこそ本当に楽しく使うことが出来ると思います。(Kマウントが無くならなければK-1も楽しかったのですが。)
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フルサイズミラーレスに行きそうな今だからこそ
Nikonも、Canonもフルサイズミラーレスカメラに本腰を入れる徴候がある今だからこそ、Nikon Df のような最も一眼レフらしいカメラを買うべきである、と本当に納得してしまいました。
ただNikonはせっかく100周年を迎えたという節目を振り返る意味でも一眼レフ文化の集大成となるNikon Dfを最終進化させたカメラを出せばよかったのに、、、なんて思ってしまったのは私だけでしょうか?
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