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良い写真を撮る為に役に立つ30種類の構図スタイルまとめ(petapixel)

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写真情報サイトpetapixelに“30 Composition Styles for Taking Good Pictures”という記事を公開していますので、ご紹介いたします。

この記事の経緯

  • 一眼レフの構造を良く理解し、構図を学ぶことは写真を上達する近道となる。
  • 構図に関する最善の本はMichael Freeman氏の ” The Photographer’s Eye “であると聞いていた。
    • 写真におけるの構図が明示的に記されており、写真初心者のために役に立つ構図の全てが網羅さえている。
    • この本を読むことを強く推奨したい。
  • この本を読み終わった後、その中から役に立つ明示的な項目のみならず暗黙的なことも含めて纏めてみた。
  • 私はフィールドでこれを学び練習したかったからである。
  • 当初自分だけのメモだったが、他の初心者の方にも役に立つかと思ったので、公開したい。

以下30の構図スタイルですが、参照元サイトにはそれぞれ作例が掲載されていますので、じっくり観察しながら見ると面白いと思います。

1. 太陽光を遮る

太陽光のエッジを遮ることで見栄えがするようになる、水平ラインや対角ラインの上に太陽が浮かび上がって来るように見える。

2. 被写体や背景をシルエットとして使う

背景に対するシルエットを入れることで見栄えがする。

3. 空を大きく

大部分を空の部分にし、その中に小さなピースをはめ込む。

4. 異なる図形を組み合わせる

様々なサイズのシェイプを不規則に配置するが、そのバランスを考慮する

5. フレームを埋め尽くす

左右の端いっぱいに被写体を入れる

6. センターをオフセットする

1/3と2/3ラインは中央から被写体をオフセットするのに良い、
中央から対角エッジの中間も良いポイントとなる。

7. キアロスクーロ (光と影のコントラスト)

明暗を用いて強いコントラストを作る。

8. フレームに入ってくるような動きを表現する

フレームから去るような図では無く、フレームに入るような動きを入れることで被写体がまるで動いているように見える。

9. 風景の中の図形を探す

風景の中に図形を入れることはその場所の雄大さと強い印象を与える

10. 影を入れ込む

影を大きく入れるとクールになるのは定番だ

11. 反射を使う

水面あるいは他の反射を使う

12. 面の重ね合わせ表現

風景等で異なる距離を面として重ね合わせることで、より距離感や面白い構図を表現できる

13. 重なり合う被写体

フレームの中に画面をはみ出るような多くの被写体をオーバーラップさせる

14. フィボナッチスパイラル(黄金比)

被写体を黄金比のスパイラルで配置する

15. フレーム効果

あるエレメントの中に他のエレメントを入れることでフレーム効果を出すことができる

16. 力強い三角形

フレームを横切りその頂点に集中させような三角形

17. 逆三角形

逆さまになった三角形はその頂点に向かって力強い印象を与える

18. フレーム全体を対角線で分割する

対角線で分けられたエリアそれぞれに異なる注目点を与える

19. 同心円状の被写体

同心円のように多くの曲線上に被写体を並べる

20. 頂点を配置する

被写体のエッッジに注目して並べる

21.垂直の被写体を横に並べる

モデルさん等垂直の被写体が数多く存在する場合、それらをフレームを横切るように横一直線に並べる

22. モーションショット

ショベルで砂を放り投げる等の瞬間は時間を感じさせる

23. パターンを中断する

連続したパターンがある場合、それを遮り中断させることでより印象的に見せる

24. 対角線を纏め上げる

逆三角形の時のように、対角線を纏めることでその頂点に注目させる

25. 視線を強調する

視線を入れることでその先が際立つ、また目にフォーカスを合わせる

26. 縦方向の連続を探す

フレームの中に様々な縦方向を被写体を入れることで、連続効果を与えることができる

27. フレームの下部に被写体を置く

縦方向の単一の被写体は、フレームの下部に配置することで見栄えが良くなる

28. 要素の対比

写真をより興味深いものにする最も簡単な方法は、液体/固体、硬い/柔らかい、繊細/落ち着き、等の対比を入れ込むことでコントラストを与える

29. ダイナミックなバランス

多くの被写体がフレームに入ってくる場合、それらがシンメトリでない場合でもそれらの相互バランスを考慮する必要がある

30.圧縮効果

焦点距離とフォーカスで圧縮効果を作り出す

 

いかがでしょうか?
これらの30全てを言葉で覚えるのは難しいのですが、一読してそれぞれの作例を良く観察することおくことで現場でこれらのテクニックを思い出すことで使えると良いと思います。

冒頭の推奨書籍は日本でも「PHOTOGRAPHER’S EYE -写真の構図とデザインの考え方」というタイトルで販売されています。

私もこの記事を機にして写真の基礎となる構図に関して勉強してみようかなぁと思います。

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