50mm大口径レンズ対決 PENTAX 55/1.4 43/1.9編

・シャープネス
　ペンタックスのレンズの中では最もシャープネスが高い
　開放から周辺でもシャープ
　F2で更にシャープに
　F2.8から抜群の性能に
　F11までそのまま最高のシャープネス
　
・色収差
　開放で若干発生

・周辺光量
　開放から1/3段程度、絞ってもそのまま周辺光量落ちは発生している

・歪曲収差
　周辺で+0.25% と若干発生するが、リニアに変形しているので、ソフトで簡単に除去出来る。

・AF
　静かで速い、クイックフォーカスシステムが便利

・マクロ
　0.17倍　最短45cm

開放から、あるいは１段絞ることで、大口径でも安心して使えるシャープネスを持つ貴重な大口径レンズのようです。

Pentax 43mm f/1.9 Limited SMC P-FA

・シャープネス
　開放からF2までは周辺部が若干甘いが中央部はシャープ
　F2.8から周辺部もシャープ
　F4からF8まで良好

・色収差
　5%?9%と多い方　このレンズの欠点

・周辺光量
　開放で若干発生するが、F2.8でほぼ解消

・歪曲収差
　平均0.125%、最大0.25%とほぼ無し

・AF
　K100D super で1.5秒の場面もあり遅い

・マクロ
　0.12倍　最短45cm

シャープネスに優れ歪曲が無い代わりに、色収差が若干発生するレンズのようです。
しかしながら、その超コンパクトなボディでかっちる写るレンズとして、スナップ用としてかなり魅力的なのでは無いかと思われます。

特にPentax K-mと合わせると超コンパクトなデジタル一眼レフシステムとして、更にK20Dのチタン限定カラーには、もうそのメカニカルな雰囲気満点の素晴らしい組み合わせだと思います。

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