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Metabonesが元レンズより広角により明るくなるマウントアダプター”Speed Bootster”発表(philipbloom)

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マウントアダプターメーカーのMetaboneが、0.71倍という変換レンズを内蔵するマウントアダプター“Speed Bootster”を発売します。

Petersburg, VA, USA, January 14, 2013 – Metabones® and Caldwell Photographic jointly announce a revolutionary accessory called Speed Booster™, which mounts between a mirrorless camera and a SLR lens. It increases maximum aperture by 1 stop (hence its name), increases MTF and has a focal length multiplier of 0.71x. For example, the Canon EF 85mm f/1.2L II lens becomes a 59mm f/0.9 lens on a Sony NEX camera, with increased sharpness. The faster F-stop allows for shallow depth-of-field and a lower ISO setting for decreased noise.

Via : Metabones – Metabones and Caldwell Photographic introduce Speed Booster

何とこのマウントアダプタはその名の通り、装着すると1段分レンズが明るくなります。
例えば、キヤノン EF 85mm f/1.2L II レンズは、マウントアダプタに装着すると、59mm f/0.9 になります。(上記リリースにそう書いてあります)

一方APS-Cカメラの場合、35mm判換算1.5倍~1.6倍ですので、元のレンズ+Speed Bootsterで装着すると35mm判換算、1.09倍(上記リリースにそう書いてあります)となり“ほぼ相殺”され、元レンズの換算表記に近い画角で撮影出来るようになるということです。
これは1.4倍テレコンの逆、そのままずばり発想の転換というべきかもしれませんね。

レンズ設計はCoastal Optics 60mm f/4 UV-VIS-IR APO Macroという凄いレンズを手がけたBrian Caldwell氏ということで、0.71xの画質にも自信があるとか

ちなみにEF-NEX用Speed Bootsterマウントアダプターの場合、電子接点が装備され、絞り制御、露出制御、手ブレ補正がそのまま動作するということです。(MFになりますが2006年以降のレンズは低速ながらAF可能)

発売は1月中、価格はUS$599と、少々高価のようですが、EFレンズをお持ちの方には、システムを買い換えたり、追加することなく、ソニーNEXシステムで使えることになりますので(高価なレンズをお持ちの方ほど)充分元は取れる価格では無いでしょうか?

その後 Leica R、ALPA、Contarex、Contax C/Y、Nikon F (Gレンズ絞りコントロール付き) 、Micro 4/3 、Fuji X-mount用も出るということが書かれています。

Philip Bloom氏もう少し詳しく解説されています。
Speed Bootsterは、Focus Reduserとして焦点距離を短縮します。

そして、イメージサークルはこのように小さくなります。
FXレンズがちょうどDXレンズに、DXレンズがほぼマイクロフォーサーズセンサーで使えるようになるということですね。

既に、Philip Bloom氏がこのSpeed Bootsterマウントアダプタを使ったテスト動画をアップされています。

Metabones Speed Booster lens test from James Miller on Vimeo.

キヤノン EF 70-200 IIの85mmテストされています。
f/2.8がf/2.0になるんですね・・・

そして、こちらがSpeed Bootster作例ムービー作品

194 grams from James Miller on Vimeo.

作品はソニーFS100にキヤノン EF17-40レンズを用いて撮影されているそうです。
FS100はSuper35mmセンサーですが、Speed BootsterによってEFマウントレンズでも広角として使えるようで、フルサイズ用レンズが更にシネマ用レンズとして多彩に活躍出来そうですね。

Speed Bootsterによって、これまで通の方が問題にされた、APS-Cでの画角問題、が解決出来るばかりか、換算でより大口径となり、実質的な高感度画質が稼げること、さらに(おそらく)実質的なフランジバックが短くなることで、ミラーレスに一眼レフレンズを付けてもこれまでよりコンパクトになること、また、逆テレコンということで1つのレンズで2種類の画角を楽しみことが出来るということなどなど魅力一杯の画期的なマウントアダプターのようです。(レンズ1枚追加で描写にどのような影響が出るかは不明ですが)

日本でもMetabonesのマウントアダプターは取り扱いされはじめていますので、このSpeed Bootsterも是非発売して欲しいですね!

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3 thoughts on “Metabonesが元レンズより広角により明るくなるマウントアダプター”Speed Bootster”発表(philipbloom)

  • 2013年1月15日 at 9:21 PM
    Permalink

    凄い発想のアダプターですね。
    画面を縮小して光が集められて明るくなる…で合ってるのでしょうか?
    NEXでEF70-20mmF4L IS USMがEF70-200mmF2.8L IS USM相当(実際は×1.1)になるとしたら凄いと思います。
    本当ならキヤノンやニコンが出さないのがおかしい位なので実際の製品はどうなのかデジカメwatch等のレビュー記事が待ち遠しいです。

    あと他の記事では遅いがAFも機能するとありますがどうなのでしょうか?

    Reply
    • 2013年1月16日 at 7:33 PM
      Permalink

      ありがとうございます。このSpeedboosterは個人的に欲しいと思ったのでいろいろ調べて別の記事にしました。
      まずキヤノンEFーNEXのみAFが動作するようですね。

      ご指摘のように「画面を縮小して光が集められて明るくなる」はその通りのようで、まさに「縮小光学系」という設計らしく前例はあるようですね。
      オリンパスも正にこのマウントアダプターの特許を出願していたのも面白いです。
      製品化されていないのはどのような事情があるのか興味ありますね。

      Reply
  • Pingback: ニコンDX用35mm F1.0レンズの特許は擬似フルサイズミラーレス用?(エンジニアの嗜み) | YOUのデジタルマニアックス

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