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レビュー#Insta360

Insta360 Ace Pro ファーストレビュー(イベント・ライブ撮影)

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Insta360様から11 月に発売された新アクションカメラInsta360 Ace Proをレビュー用に貸し出していただけることになりました。
ということで先日開封記事をアップさせて頂きました。

今回その続編として実際に使ってみた感想を書いてみたいと思います。。

Insta360 Ace Pro開封した翌日にイベントの撮影で使ってみた

元々アクションカメラはスポーツやモータースポーツなどでプレイヤーと共に撮影できる頑丈な小型カメラとして発達したものだと思います。
しかし近年は所謂Vlog用として誰もが日常や旅行、イベントを記録する動画カメラとしても比重が高くなっていると思います。

ということでInsta360を開封した翌日に開催された2023ギタパラTokyoというギター・ベース関連イベントの様子をInsta360 Ace Proで撮影してみました。

こちらが記念すべきInsta360 Ace Proの初撮り動画でギタパラの会場に入る時のシーンです。

4K30p アスペクト比4:3で撮影して未編集の生ファイルをアップした動画です。

で何気ないシーンの撮影ですが、これまでのアクションカメラの画像でよくある演出感がなく、また、ビルの壁面や街路樹の解像感もまるでミラーレスカメラ撮影したような雰囲気を感じました。

これだけでInsta360がLEICAと共同開発し満を持して発表したハイエンドアクションカメラであることが伝わってきました。

で、このギタパラというイベントは日本各地に販売拠点を持つ島村楽器さんが販売するギター、ベース、及び周辺機器の展示会なので様々なメーカーの製品が展示されています。

でその中でも特に美しいギターをリリースしているPaul Reed Smith Guitars(PRS)のブースで展示されていたギターを撮影した動画です。

この動画、まさに撮って出しでカラー調整やグレーディングなど行っていない素材そのものです。

PRSギターのカラフルな鮮やかな色彩や、木材や塗装の質感を立体的に表現できているのが素晴らしいですね。

でこの動画のトリミング編集の手順を説明します。

MacアプリInsta360 Studio 2023でトリミング編集

無料の公式MacアプリのInsta360 Studio 2023 でトリミング編集してみました。こちらからダウンロードしました。

nsta360 Studioを立ち上げ編集したいファイルを指定します。今回Macの外付けSDDにInsta360 Ace Proで撮影していた動画をコピーしていますのでそこから指定します。

Insta360 Ace Proの動画を開くと下のタイムラインで簡単にトリムすることができます。

で、今回はトリムのみでメディア処理は指定せず出力します。

そのまま黄色の↑ボタンを押すと書き出しメニューが出ます。

ここで解像度やビットレートなどを細かく設定できますが、今回はコーデックにオリジナル画質と指定します。

そうするとこちらのダイアログになり書き出し先を指定するだけのメニューになります。

このオリジナル画質での書き出しは再レンダリングではなくトリム処理だけ行われますので、600MBを超える4K動画でもまさに2秒で書き出すことができました。

書き出したファイルは下の用にオリジナルファイルに-trinを加えたフォルダに、irvファイル(Insta360のビューイング用ファイル)と共に格納されます。

このように、元ファイルと同じ名前のフォルダが作成されますので、オリジナルファイルと同じフォルダに置いておけば、トリムした素材としてすぐに区別して格納ができることになります。

なので、動画編集ソフトでの作業前にあらかじめ必要なシーンだけトリムした画像を準備しておけばその後の編集作業がかなり楽になるかと思います。

Insta360 Ace Proの音声録音機能も素晴らしい

こちらのシーンは会場でプロギタリストの方が演奏しているのを見つけて自撮り棒で撮影してみました。

音楽系にイベントで演奏を鮮明に記録するためには、指向性があるマイクが必要になることがあります。

そこでミラーレスカメラなどでは指向性がある外部マイクを接続するのが普通ですね。
そしてアクションカメラではマイク接続アダプタを装着して同様のことが可能になります。

しかし、せっかくコンパクトなアクションカメラも指向性マイクを使うと色々めんどくさいことになるわけです。

しかし!Insta360 Ace Proのオーディオ設定で方向性強調を選択することができるのです。

Insta360 Ace Pro オーディオ設定
Insta360 Ace Pro オーディオ設定

上の動画はこれで撮影しました。

ギター演奏の音声をよく拾っているということがお判りいただけるでしょうか?

ワンタッチで画角が変更できるクラリティーズームも便利

で、Insta360 Ace Proには画面のワンタップで画角を変更できるクラリティズーム機能が搭載されています。

クラリティズームは4K60fps以下、PureVideoでは30fps以下の場合に解像度・フレームレートで使うことができます。

早速、会場のライブ演奏前のリハーサルでクラリティーズームを試してみました。またマイクも方向性強調の設定です。

途中2回画角を変更したのがおわかりいただけたかと思います。

最近スマホやアクションカメラではデジタルズームを搭載することが多くなりましたが、撮影中にズーム機能を使うとどことなくぎこちないズーミング映像になるかと思います。

しかし、Insta360 Ace Proではワンタップでズーム可能なので一瞬で画角が切り替わる方が実際の使い勝手が良いと感じました。

ちなみにこの動画もマイクの方向性強調設定にしています。
よってステージで演奏されている方に音声をフォーカスさせることができるのも素晴らしいと思いました。

Insta360 Ace Proは音楽系イベントやライブでも最高に使えそうですね!

特に最近は個人的用途であれば撮影OKのライブも増えてきましたが、このようなイベントでは大型のミラーレスカメラでの撮影は禁止されていることが多いですね。

ですが、スマホやアクションカメラでの撮影はOKだと思います。ということで、Insta360 Ace Proはそんなイベント用のカメラとしても最高なのではないかと思います。

iOS Insta360アプリのAI編集も試してみた

Insta360のカメラを使って本当に嬉しいのがスマホ用ののInsta360アプリがあることですね。

Insta360 iOS アプリ
Insta360 iOS アプリ

その日のギタパライベントで撮影した画像をInsta360アプリの自動編集でAI様に任せてダイジェストとしてYoutubeのショート動画を作ってもらってみました。

Insta360を選択する理由として、このようにハードだけでなく、Macアプリ、スマホアプリも常に進化させているということですね。

特に写真や動画でもAI編集が一般的になりつつある時代において、このような先進的なアプリをエコシステムとして開発できるメーカーこそが成長できることになると思います。

普段使いのカメラも4K動画撮影がディフォルトになったことを実感

今回Insta360 Ace Proでは普通に4Kをディフォルトセッティングにしていました。

これまでのアクションカメラでも4Kで撮影することはできたのですがイメージセンサーが小型であったり、レンズがイマイチだったり、画像処理もそれなりなので、4Kで記録するメリットがそれほど無いと感じていました。

しかしInsta360 Ace Proはアクションカメラとしては大型のイメージセンサーとLEICAと共同開発したレンズと画像処理によって、納得して4Kが撮影できるカメラになっていることを実感しました。

そしてInsta360 Ace Proの4K 30Pで撮影している間は熱による停止あるいはその兆候は全くありませんでした。

一昨年に某D社の最新アクションカメラを導入した時は空調の効いた室内でも4Kはわずか10分でアウト、Full HDでも60pはやはり発熱で停止してしまうという問題に直面したことを思い出しました。そこからは雲泥の差の進化ですね。

ただ4Kとなるとファイル容量が増え高速タイプのメモリカードが必要になりますが昨今のmicroSDカードの大幅なお値段の低下も4Kを普通に撮影できる環境が整ってきたと思います。。

4K30p撮影を前提としてAmazonでV30のカードの価格を調べてみると

Transcendの128G V30で1680円

SAMSUNG Evo Plus 128GBで1880円

サンディスク正規品のExtremeで2563円

この価格であれば、イベント毎にカードを撮影するという選択もありあそうです。

(ちなみに4K60p以上や8Kで撮影することになるとV60で512GBクラスのmicroSDカードと思います)

そして一方のiPhoneなどのスマホの方は内部ストレージですので、4Kは使いにくいですね。

なのでスマホで十分という声はありますが、ここまでmicroSDの価格が安くなると、アクションカメラを持つメリットの1つに4K動画が気軽に撮影できるというメリットがあると思います。

Insta360 Ace Proは操作感も素晴らしい

そしてInsta360を使って強く感じたのはストレスなく操作できるということです。

これまでのアクションカメラはタッチパネルを搭載してはいますが、狭い画面、更にはタッチの反応が悪く、スワイプなどの速度も遅く、操作しているとかなりストレスとなっていました。

しかしInsta360 Ace Proはタッチパネルの反応やレスポンスも早く快適に操作できるまで進化していたのです。

イベントから帰ってきてInsta360 Ace Pro操作の様子を撮影してみました。

また、電源ボタンを押してからの起動時間も短いのもストレスを感じない1つの要素だと思います。

そして、電源OFF状態でシャッターボタンを押すことで即時に録画がスタートできるクイックキャプチャの起動速度も素晴らしかったです。

イベントなどではこのクイックキャプチャ機能本当に便利です!

まとめInsta360 Ace ProはVlog、イベント、ライブ撮影でも最高のアクションカメラ

今回実際にイベント会場でInsta360 Ace Proを使ってみて普段使いからイベントやライブ用のカメラとしもかなり良いのではと思いました。

Insta360 Ace Proのファーストインプレッションとして素晴らしかった点をまとめてみます。

  • 可動液晶が便利
  • 軽量コンパクトで頑丈
  • マグネットマウントなので着脱が簡単
  • 起動から撮影までのタイムラグが少ない
  • クイックキャプチャも爆速
  • タッチスクリーンのスムースな反応と高速なUIでストレスなく使える
  • ワンタップで操作できるクラリティズームが便利
  • マイクの方向性強調設定できるのでライブなどの演奏収録に向いている
  • 4K撮影が安定している
  • 手ぶれ補正が強力
  • 大型イメージセンサーによる余裕を感じる画質
  • Leicaと共同開発した画像処理
  • 簡単にトリムできるInsta360 Studio
  • Insta360スマホアプリのAI自動編集が面白い
  • MacとUSB-Cでデータ転送接続しても充電している

一方で気になるポイントというかInsta360様への要望

  • 外部マイクをカメラにマウントできるように上部コールドシューがあるケージが欲しい
  • マイクアダプタではなく本体にマイクジャックがあれば最高(他社のアクションカメラも同じ)
  • 本体に1/4三脚ネジ穴か、マグネットマウントで1/4ネジオプションが欲しい

ということですでに色々使い始めています

早速、新製品イベントでの動画カメラとして使ってみました。

このイベントでは静止画はミラーレスカメラ、動画はInsta360 Ace Proで撮影しました。

Insta360でスタジオでのギター練習記録用カメラとして使ってみました。

方向性強調とクラリティズームが便利です。

Insta360 Ace Pro
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Insta360のウインターセールが開催されています。

Insta360 ウインターセール 2024
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セール中にInsta360 Ace Proも割引価格になっていますので是非!

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