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ニコンがIR Day 2022で中期経営計画の詳細を説明!2025年に入門機ゼロにZレンズ50本で一眼レフはほぼ消滅に

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5月26日にNikon IR Day 2022という投資家向けイベントを開催したということで、その資料がアップされています。

映像事業の資料を見てみます。

で、興味深いのは、2023年の売上目標が2100億円なのに対し、3年後の2026年の売上目標が2000億円と100億円減じているということですね。

カメラ市場は今後も拡大しないことが前提になっていて、売上2000億円は死守すること、また営業利益は同じ金額を維持するといういうことですね。

そしてレンズ交換式カメラ市場の台数予測は、2021年に500万台を超えていたのが、2025年には500万台を切ることを予測しています。

その代わりプロ・趣味層の割合を大幅に増やすことが目標になるようです。

プロ・趣味層向けのカメラ市場は2021年に270万台だったのを、2025年には300万台と1割拡大するということですね。

そして、ニコンは2025年のカメラ出荷額は2021年と同じ70万台としています。ただ2025年には初級機の台数がゼロになり全て中高級機以上のカメラにするということです。

で、レンズは127万本を140万本に、これは現在のユーザーのレンズ付帯率が1.8本を2本にするという戦略。つまりレンズ付与率が低い初級機はNikonの戦略にないということですね。

そして現在のZマウントレンズが29本のラインナップが2025年には50本以上のラインナップになるという計画です。

これは楽しみですね。

追記>ソニーセミコンダクターソリューションズが数年内(2024年にも)にスマートフォンの進化によって数年内に画質は一眼カメラを超えることになるという発表を行いました。

Nikonはスマートフォンの進化がミラーレス入門機においてもユーザーを失うという予測をしているという裏つけになるかもしれませんね。

ということでNikonはますますプロ・クリエイター市場を開拓を行う戦略を実現させる為にもZ9がそのキーポイントとなるカメラだったということですね。

実際Z9で昨年の発売から未だ入手難が続いている状況にも関わらず、米国での5000ドル以上のフラッグシップミラーレスカメラで54%ものシェアを獲得したという実績が、今回の戦略の下支えになっているということだと思います。

ただ、NikonはZ9などのハイエンドミラーレスに頼る訳ではなく、プロ向けのワークフローとしてリモートカメラ、ロボットカメラに更に注力するということが戦略の要としているようです。

更に、成長エリアとしては映像コンテンツに対する取り組みもますます強化するということですね。

映像コンテンツとしてはVRや3Dそしてメタバースというこれまでに無い新い体験をもたらすエリアをNikonとしても追求していくことになりそうです。

そんな3D/4D空間をキャプチャするにはロボティックス技術が勿論拡大されることになります。

収益計画を見ると、2021年は収益的にミラーレスが半分強、一眼レフが30%あたりだったのを、2025年には一眼レフはほぼ無い状態にするということで、事実上、この3年間でFマウントカメラとレンズはほぼシュリンクさせるということになるんですね。

ということで今後3年でも映像は今後はNikonを安定収益で支える重要な事業になりそうですね。

で、このIR Dayでの中期3年計画の発表に加え、Nikonは2030年の姿も示しました。

現在の映像事業そしてカメラ・レンズという具体的な製品の姿ではなく、ライフエンタテイメントというエリアで、学習体験、クリエイターの為のツールという表現になります。

2026年までには、プロ・趣味層向けのカメラを拡充していくとう戦略ですが、2030年には誰もが簡単に使える映像制作環境やワークフローの実現を目指すということになります。

やはり長期的にはマニアックなカメラ機材は無くなってしまうということなんでしょうかね。

とにかくIR Day2022というイベントを開催したり2030年の未来の姿のイメージとして示して行くというのはNikonには無かった行動だとおもます。

Nikonはもうすぐこれまでとは違う企業になりそうですね!

楽しみです。

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ニコンがIR Day 2022で中期経営計画の詳細を説明!2025年に入門機ゼロにZレンズ50本で一眼レフはほぼ消滅に」への1件のフィードバック

  • 2022年5月29日 @ 11:38 PM
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    『カメラ市場は今後も拡大しないことが前提』ここは理解できますが、『2025年には初級機の台数がゼロになり全て中高級機以上のカメラにする』『レンズ付与率が低い初級機はNikonの戦略にない』というのは理解しかねますね。キヤノンはRFマウントのAPS-C機『R7』と『R10』を投入、ソニーも部品不足だったAPS-C機の受注を復活させてきました。ニコンのシェアはますます減り、一般消費者からはニコンの存在が薄れていくことも考えられます。
    最近、ネットでパナソニックを知らない若い人が増えてるという話を見た記憶があるのですが、パナソニックはBtoBへ事業を振ると言ったり、これまでの生活に身近な家電メーカーとしてのイメージも消えかけ、テレビCMも流してはいますが評判はイマイチで中高年向けメーカーというイメージになっていってる気もします。ニコンもそうなっていくのでしょうか。

    返信

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