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ドローンの法改正で国家免許制度や200g→100gへの規制変更が実施される見込み

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日本経済新聞によれば、2022年運用を目処に市街地上空飛行も可能になるというドローンの国家免許が制定されるということです。

政府は10日、ドローン(小型無人機)の操縦に関する免許制度を創設する方針を決めた。国が試験を実施し、操縦者の技能を証明する。2021年の通常国会に航空法改正案を提出する方針だ。操縦者の目が届かない市街地上空での飛行「レベル4」を可能にするよう環境整備を進める。

Via: 日本経済新聞 – ドローン操縦、国が免許制度

産経新聞のWebサイトによれば、ドローン免許を取得するには技能試験に加え、身体試験も設定されるということです。

試験、身体検査は国指定の民間機関が実施。操縦能力や知識を問い、視力や色覚、聴力などを確かめる。

Via: SankeiBiz – ドローン免許に視力など条件

現在、DJIや他の民間組織が独自の免許制度を運用しており、10万円や20万円の受講料、免許取得料、更新料などの費用が必要なようですので、民間機関に免許試験を委託する場合同様の費用が必要になるかもしれませんね。

蛇足かもしれませんが、免許を取得があれば自由に飛行させて良いモノではなく、当然飛行申請も含めた法規則を遵守する必要があります。

そしてもう1つのニュースは、トイドローンの重量制限がこれまでの200gから100gに変更されるように法改正を検討されているということです。

国土交通省が、ドローンの規制強化に向け、規制対象となる機体の重量の基準を、現在の200g以上から100g以上に変更することを検討している。同省の安全企画課は「この5年でドローンの飛行性能が上がり、200g未満の機体でもぶつかると危ない状態になっている」ため、規制強化の検討を始めたとしている。

Via: ITmedia – 国交省、ドローンの規制強化を検討

この改正が実施されると、先月発表されたDJI mini 2ドローンもより厳密な飛行運用が求められるということで、たとえばご自宅の(広い)お庭でちょっと飛行させるということも制限される(市街地の場合)ことになりそうですね。

飛び出そう、ワクワクする世界へ。DJI Mini 2 発表!199gの日本仕様!4K&ズーム対応!

免許制度の方は、技術と知識を習得された方に免許を交付することで、ドローンをより広範囲に活用できるようになるということで、日本でのドローン普及を促進することになると思います。

しかし免許取得の為の費用も含めてこれまで自由に購入して(法の範囲内で)気軽に飛行させることができていましたが、免許費用なども含めてちょっと敷居が上がるということですね。

そしてトイドローンの重量が引き下げられるということで、実質室内でおもちゃとして飛行させるドローン以外の、野外で飛行させるドローンについては法規制を遵守する必要があるということを再認識する改正だと思いますので、みなさんも必要な学習をされた上で楽しむことになるかと思いますのでよろしくお願いします。

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