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衝撃!フォトキナが70年の歴史に一旦幕を下ろす無期限開催中止を発表!その理由はコロナだけではなかった

衝撃のニュースが送られてきました。
これまでのカメラの歴史のキーポイントとなっていたPhotokinaですが、当面の間開催しない旨をリリースしました。

こちらは、会場となるケルンメッセのリリース。

After 70 years, decreases in the imaging market force a hard cut. In view of the further massive decline in markets for imaging products, Koelnmesse has decided to discontinue organising photokina at its Cologne location for the time being.

Via : koelnmesse – photokina will be suspended

ということで、最も歴史があるカメラ・写真・映像の見本市であるPhotokinaがこのような状況に至る過程も振り返ってみました。

2018年3月にこれまで隔年9月の開催を次回2019年から毎年5月に変更を発表。

写真・映像・イメージング産業界を代表する最重要トレードショーフォトキナ2019年から毎年5月開催に

2018年12月に、出展者側の準備期間が確保できないということからPhotokina2019の開催中止を発表。次回は2020年5月の開催をアナウンス。

Photokina 2019の開催中止を発表、次回は2020年に

2019年9月、Photokina2020 に地元のLeicaを始めとする幾つかのカメラメーカーが参加したないことを表明。

主要イベントだったフォトキナ2020にニコン、オリンパス、ライカが不参加というリリース

2019年12月、カメラ主要メーカーも追従しPhotokina2020への出典を見合わせることを表明。

キヤノン、ソニー、パナソニックがフォトキナ2020に参加することが決定

2020年3月、コロナウィルスの流行によって開催が中止、次回は2022年とした。

コロナウィルス流行でフォトキナ2020も中止、次回は2022年で4年間の空白が

このように、カメラメーカーの賛同が得られない開催日程の変更がメーカーの不参加という事態となり、それに加え、コロナウィルスの流行という混乱状況になっていました。

しかし、実は2018年ころからスマートフォンカメラの台頭による従来のカメラ市場の縮小が顕著になっていたということが今回の最終決定になったということですね。

そして今回の発表は当面開催見合わせということですが、プレスリリースには、残ったのは70年の思い出だけ、、、などという表現もされていますので、その歴史が一旦幕を閉じるということですね。

カメラファンにとってはとても残念なお知らせだと思いますが、気になるのは来年2月に開催予定となっているCP+2021がどうなるのかということですね。

COVID-19流行の影響で CP+2020やMWC2020の開催が中止に

登録されている方には、コロナ禍における開催に関するアンケートもされていますし、、、、

CP+2021のアンケートが送られてきたけど気になる項目があった>2021年にあえますか?

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