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#SONY

CP+2016 ソニーブース特派員レポート その1「α6300編の4D FOCUSを体験」 #αアンバサダー

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今年もパシフィコ横浜で開催されたCP+ショーに行ってきました。

今回、αアンバサダープログラムの企画でソニーブース特派員として「CP+2016」にご招待いただきましたので、レポートさせて頂きます。

記事の写真を撮影させて頂いたカメラは、αアンバサダープログラムでお借りしているSONY α6000と自分のカメラSONY α7M2です。

α6300+Gマスターレンズで4D FOCUSを体験

早速、ブース二階部分として設営されていた、“望遠撮影体験”コーナーで発表されたばかりのα6300とGマスターレンズFE 70-200mm F2.8 GM OSS(SEL70200GM)の組み合わせで、4D FUOCUSを体験させて頂きました。

この二階部分になっているところが体験コーナ。
そこから望遠で狙います。

一階部分で吊り下げられグルグル動いている鷹の模型を、α6300の4D FOCUSで追っかけながら連写体験させて頂くというコーナーです。

で、こちらがその動画。

ソニーブース係員の方にデモをして頂きました。
ビデオの前半はドライブモードをHiに設定した時の最高約8コマ/秒、後半は、Hi+での最高約11コマ/秒でのデモです。
動画撮影はα6000です。

Hi+の11コマ/秒でも的確にAFが追従しているのが判ります。

ただ、それより重要だったのは、Hiモードでのブラックアウト表示。
ソニー α6300の製品情報ページでのこちらの一文。

電子ビューファインダー/液晶モニターへの表示アルゴリズムの進化により、連写中もほぼタイムラグなしで映像を表示しながら、最高約8コマ/秒の高速連写が可能。従来の撮影画像を表示しながらの連写に比べ、フレーミングがしやすくなりました。連写速度は被写体に合わせて選択可能です。
Via : α6300 特長 : 進化した4Dフォーカス | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

よく読むと「最高約8コマ/秒で表示タイムラグなし」というのがポイント。

その上の動画を見て頂くと、Hi時は一瞬ブラックアウトしながら、まるで一眼レフカメラのミラーアップのような表示になっているのが解ります。
対してHi+はブラックアウトしないで一瞬止まりながらも連続表示されているのが解ります。

係員の方によれば、このHi時のブラックアウト表示は意図的に発生させているということ。
このようなブラックアウトを入れることで人間は脳の中で動体の移動予測をより直感的に行うことが出来るということらしいです。
このときHi時は実質タイムラグが無い表示が実現されているのが重要、その上で、ブラックアウトの一瞬の時間で人間は被写体の動き脳で計算しているということなのでしょうか。
確かに、ビデオのファインダーで動体を追っかけているよりも、一眼レフカメラの方が追っかけやすかったようにも思えます。

人間も凄いですが、α6300とソニー様の研究も凄いですね(^^;

これまでミラーレスカメラの弱点は動体の追従性ということでしたが、(もちろんその最大の要因は表示ズレですが)このような人間工学や知覚反応の技術要素を入れることで、確実に克服されていくだろうということを実感しました。

そしてα6300で搭載された「高密度AF追従テクノロジー」を解説して頂きました。

α6000より測距点を大幅に多くしただけでは無く、更にそれを部分的に高密度にしてAF追従を行う技術も凄いですね。
ソニーα6300の製品ページでの特徴解説も参考にして下さい。

動体予測アルゴリズムが進化した「高密度AF追従テクノロジー」を新開発。被写体位置に対し、α6000の約7.5倍の密度でAF枠を集中配置させることで、より正確に被写体を捕捉。さらに、この超高密度な集中枠を被写体の動きに合わせて動的に追従させ、より精度高く捉え続けます。これにより、複雑な動きをする動体に対しても、これまで以上に正確に、より安定した追従が可能になりました。
Via : α6300 特長 : 進化した4Dフォーカス | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

HPを見てもその凄さがよく解りませんでしたが、こうして解説して頂くとより実感出来ました。

その後も何度か試してみたので、模型の鷹は前後左右に移動しながらたまに急旋回するのですが、フレームにその鷹が入った瞬間にAF追従動作が起こりフレームアウトするまでほぼ確実に追従する能力は凄いと思いました。

そして、撮影した結果はもちろんほぼ全てのフレームでピントが合っていることも確認して頂きました。

こちらは係員の方の解説。

ということで、このコーナーでは速度と精度共にミラーレスカメラのAFもここまで来たんだなというのが実感しました。

まとめと感想

4D FOCUS技術はソニーがカメラと共にイメージセンサーメーカーでもあり、レンズメーカーである上で、ミラーレスカメラだからこそ(透過ミラーカメラも含めて)実現出来ている技術だと思います。

そして、α6300では表示タイムラグを克服してしまったというのも重要な分かれ目になることでしょう。

今後一眼レフカメラの位相差センサーもより高密度化すれば同じような技術はを実現することは可能かもしれませんが、例えば現時点でもフレーム全域に高密度でAFポイントが配置された一眼レフカメラは出ていません。

位相差AFピクセル技術とその処理能力とそのロジックがもう少し進化しすれば、AFに関しても完全にミラーレスカメラの方が有利になるかもしれませんね。

更に、一眼レフカメラに対してα6300パッケージングは圧倒的にコンパクトであるということも重要だと思います。ソニー恐るべし;;^^)

ところで、4D Focusに関心するあまりに(^^;せっかくのFE 70-200mm F2.8 GM OSSレンズの方はレポート出来ませんでしたがm(_._)m、もちろんこのAF性能の進化は最新レンズがあってこそ実現出来ているということですね。

 

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