富士フイルム FinePix X100 レビュー記事とサンプルイメージ(dcresource.com)
dcresourceに富士フイルムFinePix X100の詳細なレビュー記事が掲載アップされています。
In a world of me-too compact cameras, Fuji has come up with something decidedly different. Their long-awaited FinePix X100 ($1199) is a rangefinder-style, fixed lens camera with an APS-C sensor and unique hybrid viewfinder. They’re not the first manufacturer to do the fixed lens / big sensor combo (Sigma’s been at it for several years), but the FinePix X100 is a lot more professional in terms of design, features, and performance.
◎ポイント最大4倍!【セット内容】自社3年間保証フジフイルム FinePix X100 自社3年間保証セッ… |
dcresourceのレビューはいつも詳細でしっかりしたレビュー記事ですね。
結論はこんな感じ
◆X100の良い点
- エクセレントな写真品質、とてもローノイズ
- クールなレンジファインダースタイルボディ、完全なマニュアル絞り、フォーカシングリング、シャッタースピードと露出補正ダイアル
- 大口径でシャープなF2レンズ(換算35mm)
- オーバーレイ表示の光学ファインダー、144万ドットのEVFとして使える大型のハイブリッドビューファインダー
- 2.8インチ46万ドットのLCDはシャープで野外、暗所でも視認性に優れ、EVFと同等の表示されること
- フルマニュアルコントロール、RAWサポート、4種類のブランケッティング
- 電子水準器
- ホットシュー+ワイヤレスフュラッシュコントロール
- ビルトインNDフィルター
- カスタマイズ可能なファンクションボタン
- ダイナミックレンジコントロールによる白飛びの防止
- 赤目現象はソフト処理可能なので問題にならない
- プレイバックモードでの、カメラ内RAW現像処理
- モーションパノラマでカメラをスイープさせるだけでパノラマ撮影が可能
- ステレオ音声の720p(24fps)
- HDMI 出力
◆X100の気になる点
- 高価
- OVFは使用時に移動するタイプで視野率が90%であること、暗所では見難い、偏光サングラス使用時やポートレート撮影でも見難い
- プラスチッキーな4方向ボタンは小さ過ぎ、簡単に押す場所を間違えてしまう、電源スイッチが簡単に移動する
- バッファーメモリがすぐに無くなり、特にRAW撮影後の回復に時間が掛かる
- AFがたまに迷うこと、マクロ撮影や低照度での合焦時間が少し遅い
- RAW撮影時に、ISO100 やISO12800 が選択出来ない
- プレバックモードにした時に多くの設定がクリアされてしまう
- ユーザーインタフェイスが煩雑
- 動画撮影時のMFが出来ない、撮影時間に制限があること
- メモリカード、バッテリーの蓋が貧弱、三脚撮影時にメモリーカードの交換が出来ない
- 内部メモリが非常に少ない
ということです。
dexresourceが画質に関して、Excelentを使うのは最近めずらしいのでやはりX100の画質は素晴らしいということですね。
一方で、X100はハード、ソフト共に細かい課題も多いようですね。
作例としてサンプルギャラリーもアップされています。