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米国著名写真家がニコンに移行したする理由、但しフラストレーションが溜ることもある(Tony Northrup)

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米国のフォトグラファーであり、デザイナーであり。カメラ/写真に関する書籍のナンバーワンセールスの実績と受賞歴を持つ編集者でもある、Tony Northrup氏がニコンに移行した理由という動画をYouTubeにアップしています。

 

※今回青文字の部分を追記いたしました

■ビデオの題名

“Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can’t fully”

「キヤノン.v.s.ニコン、何故私はニコンに移行したいと思っているのか、しかし完全に出来ていない」

 

■このビデオの目的

今回はバイイングガイドビデオとして「キヤノン vs ニコン」のボディの違いを説明、また同様にレンズ、フラッシュを考慮した選択、そして、最終的にはフォトグラファータイプ別のオススメのカメラメーカーを示す。

ただキヤノン以外にも、多くのカメラメーカー、ソニー、パナソニック、オリンパス、フジ、サムスンなどがあり、これまでのレビューでは各メーカ独自の価値を持っていることは判っている。

しかし幅広いレンズやフラッシュ等、完成したシステムとして提供しているのは、キヤノンとニコン2大カメラメーカーである。

そこでこのビデオでは、キヤノン.v.s.ニコンを中心として主要な事例を挙げながら、両社の違いを説明していく。

このビデオで使われている解像度、レンズ性能などは、DxO Markのテスト結果を基に説明されています

Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can't fully
Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can’t fully

 

■きっかけ

ニコンD810を、愛用していたEOS 5D Mark IIIと比較レビューを行った時、両機共好きではあるが、特にD810を大変気に入ってしまった。

そして完全にニコンに移行することを決意し、移行を開始しており、キヤノンに戻ることは考えてない。

しかしその過程で問題に遭遇してしまった。

 

■ボディの比較

●ニコンボディ.v.s.キヤノンボディ

  • ニコンボディの方が解像度が高くシャープでダイナミックレンジも広い。
  • 動画はD810なら60fpsが可能でよりスムースなビデオ撮影が可能。
  • 静止画ではキヤノンの方がバッファサイズが大きい、10枚、20枚、30枚と撮影するとニコンは動作が遅くなる
  • ニコンの方が技術を取り入れるのが早い。
  • よって一般的にニコンのボディの方が良いと感じる。

●エントリレベルカメラキヤノンT5(EOS Kiss X70)とニコンD3300を比較

Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can't fully  : Tony Northrup
Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can’t fully : Tony Northrup
  • 両者ともエントリレベルのカメラとして、同じ価格帯。
  • 最も大きな違いは、解像度でキヤノンは1800万画素、ニコンは2400万画素。
  • しかしキットレンズの場合、DxOMarkの計測結果では両者共に900万画素分の解像度しかない。
    • 但し、ニコンの方がよりダイナミックレンジが広くシャドーの表現が豊か。
  • 解像度や、ダイナミックレンジ性能はそこのようなカメラを買うカジュアルユーザーの選択にはそれほど関係無い。
  • キットレンズならどちらを買っても大きな違いは無い。
  • しかし、APS-Cのベストレンズであり本当にシャープなシグマ18-35mm f/1.8にアップグレードした場合、T5の解像度は1500万画素相当になるが、D3300は1700万画素相当の解像度にジャンプアップする。ニコンのほうが30%画素数が多く、15%実解像度が高い。

●キヤノンEOS 5D Mark III とニコンD810の比較

DxOmarkはD810を未だテストしていないので、EOS 5D Mark IIIとD800Eを比較する。

  • 純正24-70、大好きなタムロン24-70いずれも実質実解像度はニコンの方が15%以上良い。
Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can't fully  : Tony Northrup
Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can’t fully : Tony Northrup
  • レンズはアナログなのに対しセンサーはデジタルでるということは、実世界のスムースな線などはデジタルで表現は出来ず、何らかのロスが必ず発生するということ。
    • 例えば音響の世界なども、アナログからデジタルに変換する時センサー側の解像度が高い方が、情報が失われずよりディーテールの表現が可能になり質の高い表現が可能になる。
  • 両社共に100万円越えの600F4レンズでは更に20%もの解像度の差が出る。
    • この20%差の世界は凄いことだ。特に動物写真家の場合は20%近距離から被写体を捉えているに等しいことを考えて欲しい。
  • 次にダイナミックレンジ・ノイズの差だが、暗天をビデオ撮影し、明るい側に大きく補正した映像を切り出したサンプル。
    左がCanon EOS 5D MarkIIIで撮影、右がNikon D810で撮影。
Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can't fully  : Tony Northrup
Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can’t fully : Tony Northrup
  • また、シャドー部を補正した時の映像もキヤノンの方がのノイズが乗っているのが判る。
Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can't fully  : Tony Northrup
Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can’t fully : Tony Northrup

●ボディについてまとめ

  • 特に、シリアスな状況での風景撮影、夜景撮影や商品撮影などシャドー部のリカバー処理を行う場合には、ニコンが明らかな勝者となる。
  • また、スポーツや動物写真のようにクロップする場合もニコンが明らかな勝者となる。
  • つまりボディ側は幾つかスペックを見ると劣る部分はあるものの、ニコンが勝者であり、素晴らしいソニーセンサーを持っているからである。

 

■レンズについて

レンズについてはキヤノンの方がよりバラエティに富んでいるというアドバンテージがある。

●キヤノンで大好きなEF70-200mm F2.8L IS II USMレンズ

Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can't fully  : Tony Northrup
Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can’t fully : Tony Northrup
  • EF70-200mm F2.8L IS II USMは、ポートレート撮影でヘッドショットの距離での実質焦点距離が70-195mmになり、結婚式撮影のプロ用レンズとしてはとても大切なレンジをカバーしている。
    • 2400万画素のEOS 5D Mark IIIで実解像度が2100万画素相当を得られるという素晴らしくシャープなレンズ。
  • ニコンのAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR IIレンズを見ると何と実効焦点距離が60-130mmになってしまう。
    • この焦点距離の差はとても大きい。
    • また、このレンズの実解像度は2700万画素相当と驚異的な値になるが、ポートレートではそれほどの解像度を求めることは無い。
Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can't fully  : Tony Northrup
Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can’t fully : Tony Northrup
  • 更にTony氏がこれまでポートレートで使った焦点距離を振り返ってカウントした結果。は殆どが150mm以上。
  • ヘッドショットの距離で130mmとなってしまうニコンのレンズでは圧縮効果が少なく、このレンズのせいでニコンのボディを選択することは出来無い。
  • またタムロンの70-200mmレンズも同様な傾向で(望遠側近距離)での実効焦点距離が短くなる。
望遠側圧縮効果の違い;左がキヤノン、右がタムロン、Via : Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can't fully  : Tony Northrup
望遠側圧縮効果の違い;左がキヤノン、右がタムロン、Via : Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can’t fully : Tony Northrup
  • 一方、ニコンの旧型AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)ではこのようなことは発生しない。
    • 望遠側の実効焦点距離は190mm。
    • DXOでの解像度計測では2000万画素相当で、キヤノンとニコンの旧型それほど変わらない。
Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can't fully  : Tony Northrup
縦軸:絞り値 横軸:焦点距離 色:解像度    via : Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can’t fully : Tony Northrup
  • しかしキヤノンの70-200は全域で絞り開放から高解像度になっているのに対して、ニコン旧型70-200の方は望遠側の開放側で解像度が落ちている。
    本当に良く使う領域でこうなっていることは問題。
  • 実際200mm での解像度分布をみると、キヤノンが周辺までシャープなのに対し、ニコン旧型の方は中央部の極狭い領域のみ良く、そこ以外の解像度が低くなる。
Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can't fully  : Tony Northrup
Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can’t fully : Tony Northrup
  • 結局、ポートレートのヘッドショットの場合、ニコンの70-200 IIでは望遠域が使えず、70-200旧型では最も大切な望遠域が甘い、よってニコンD810はいずれにしても使えるレンズは無い。
  • ある時は、ボディで選択、ある時はレンズで選択する場合もある。
  • ニコンに移行したいと思っているのだが、キヤノンに70-200 F2.8 IIが存在することはニコンに移行出来ない部分である。
  • 更に、オリンパス、パナソニック、フジ、はどうかというと、フルサイズセンサー+70-200 F2.8相当のレンズを持っているメーカーは無い。
  • 唯一キヤノンがこの領域で使えるレンズを持っていると言える。

●Canon EF200mm F2.8L II USM

  • シャープで大好きなレンズだが、ニコンは同等のレンズを持っていない

●50mm f/1.8レンズの比較

Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can't fully  : Tony Northrup
Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can’t fully : Tony Northrup

 

  • APS-Cボディで使うことでカジュアルポートレートレンズとなる。
    • Canon EF50mm F1.8 II
    • Nikon AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
  • しかし、キヤノンはたった100ドルだが、ニコンは200ドル以上もする。
    • 両者共に、プラスチッキーにもかかわらず、この100ドルの差は大きい。
  • 更にボディの価格差も考慮すると150ドルの差にもなる。
    • もし150ドルポケットにあるとすれば、ナイスな外部フラッシュ、デフューザー、三脚、リフレクターなどを購入する方が本当に写真を変える為の機材を購入することが出来る。

●Canon EF400mm F5.6L USM

Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can't fully
Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can’t fully
  • 中級の野生動物写真家に本当にオススメしているレンズ。
    ニコンでは同等(価格)のレンズが無い、
  • Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-EDとテレコンを組み合わせると同等になると良いが、何と、AF-S TELECONVERTER TC-14E IIIは装着出来ず、1.7xテレコンのAi AF-S TELECONVERTER TC-17E IIしかこのレンズに対応していない。

●MP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォト

Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can't fully
Canon vs. Nikon: Why I want to switch to Nikon, but can’t fully
  • 全ての人にはオススメ出来ないが、肉眼で見えない領域が撮影出来る5倍マクロが可能な気が狂ったようなレンズもキヤノンにはある。

●レンズまとめ

  • おしなべていえば、キヤノンが最もバラエティに富んだレンズを持つメーカー。
  • 今回挙げたキーレンズとして、キヤノンの50mm f/1.8、及び、70-200 f/2,8はニコンに対して、性能や価格で大きなアドバンテージを持つばかりでは無く、サードパーティにも同等のレンズは無い。
  • また24-70や24-105などの広角域側の標準ズームレンズは、タムロン24-70、あるいはシグマ24-105を選んでも純正とまったく同等である。
    • TAMRON | SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD [Model A007]
    • SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
  • Tonnyさんも、旅行、カジュアルなイベント、などではタムロンの24-70あるいはシグマ24-105を装着したD810を持ち出すことが多い。

■フラッシュ

  • こちらもキヤノンが大きなアドバンテージを持っている。
  • ビギナーカメラマン用として気に入って推奨しているYongNuo YN-568EX IIフラッシュは、このクラスで唯一ETTLハイスピードシンクを実現している。
    • サードパーティ製フラッシュの多くがキヤノンからサポートする傾向がある。
    • YongNuo YN-568EX IIは現在キヤノン用のみ発売されている。
  • 少々高価であるが、素晴らしいワイヤレス機能を持つMitros+も2013年11月最初にキヤノンをサポート、その後ニコン用は2014年2月中旬になるやっと出た。
  • フラッシュだけでは無く、その他多くのギアが最初にキヤノンをサポートし、ニコンは後になる傾向があり、フラストレーションが貯まる。
  • 例えばタムロンの150-600mmの最初にキヤノン用が発売、何ヶ月か後にニコン用が出るまで、本当にフラストレーションが溜まった。
  • またキヤノン600EX-RTのような電波による無線タイプのフラッシュはニコンには無い。

■まとめ:ユーザータイプ別オススメのメーカー

  • キットレンズしか使わないカジュアルフォトグラファー→どれでも良い

    • キヤノン、ニコン、ソニー、マイクロ・フォーサーズ、サムスン、どれでも良い。
  • 風景写真→ニコン

    • センサーの解像度、ダイナミックレンジの良さがより写真に差を付ける。
    • 但し、処理時間は長くなること、キットレンズでは無く、良いレンズを選択することを考慮すべき。
  • スポーツ写真→キヤノン

    • キヤノンの方がより良いAFシステムを持っている傾向がある。
    • 但しD810は例外でキヤノンEOS 5D Mark IIIを打ち負かしてしまった。
    • 70-200 f/2.8レンズの実効焦点距離の問題は、バスケットボールやサッカーなどの撮影ではキヤノンに大きなな利点がある。
  • 動物写真 予算$10,000以下→キヤノン

    • キヤノンのEF400mm F5.6L と同等のレンズはニコンに無い
  • 動物写真 予算$10,000以上→ニコン

    • 多くの予算を持つ場合、ニコン D810と500mm f/4の組合せによってキヤノンよりも高い解像度を得ることが出来る。
      とにかく良い画質を求めるならニコンを選択すべき。
  • ポートレート→キヤノン

    • Tony氏もキヤノンを残している。
    • ニコンに完全に移行したいがレンズの問題でそれが出来ず、フラストレーションが溜まる。
      またフラッシュの多様性も併せてキヤノンを選択することになる。
  • ビデオ→パナソニック

    •  キヤノンやニコンもビデオ製品に力を入れているが、それでもパナソニックのGHシリーズ、GH4、GH3を選択する。
    • 簡単なセットアップで、素晴らしい動画を撮影することが出来る。

ということで、このビデオで語られていることが、全ての方に当てはまるわけでも無いとは思いますが、大変に参考になるお話ですね。

そして、私はキヤノンユーザーですが、このお話でニコンにすぐに移行することは無いと思います;;;^^)

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8 thoughts on “米国著名写真家がニコンに移行したする理由、但しフラストレーションが溜ることもある(Tony Northrup)

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