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CIPAが2021年2月のカメラ・レンズ出荷台数の統計を発表>期待が持てる、、、かも

CIPA出荷台数統計、注目の2月の結果が発表されました。

まずデジタルカメラ総合は昨年の99.2%、、、つまりほぼ同じということですね。

レンズ交換式カメラは前年の94.4%となり約5%減少しています。ただ、おそらくミラーレスカメラ移行と共に単価は上がっているのでしょう。

レンズ一体型カメラは108.8%で、8.8%増加ということですが、これは目ぼしいカメラが発表されていないのに増加しているというか、まぁ同じと見て良いのかどうなんでしょうね。

交換レンズは昨年の84.6%で、約15%落ち込んでいます。
こちらも単価は上がっているのでしょうね。

デジカメWatchの分析によれば

一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は4月1日、2021年2月のデジタルカメラ生産出荷実績(同工業会統計)を公開した。世界全体で前月から回復傾向を示したなか、とりわけミラーレスカメラの好調が目立った。また、欧・米州ではレンズ一体型カメラも伸長。一方国内市場では、昨年同月比でレンズ交換式カメラの大幅な減少がみられた。

Via デジカメWatch – ミラーレスカメラが昨年同月から大きく伸長。

ちなみに、国内のレンズ一体カメラは台数も金額も減少ということでこちらの記事↓は違和感がありますね。

えっ?!実はコンデジって売れてるの?(SPA)

このように、昨年の同月比は出荷台数ベースではやや減という結果ですが、ミラーレスカメラの単価上昇で業界を支えているという構図が見えて来ると思います。

しかし、昨年は2月から3月にかけて世界中でロックダウンが始まり、3月から夏の終わりに掛けてデジタルカメラの生産と販売が最悪の状態になったと思います。

もし、今年はコロナウィルスとの共存も視野に入れると昨年ほどはカメラ販売は落ち込まないのではとも予測できます。
もしそうであれば、少なくとも年間の統計では昨年を大きく上回って欲しいものですが、その一方で国内市場が低迷しているのが気になりますね。

個人的には、今年前半の発表は高価なカメラやレンズが主流になっていますので、一般ユーザーに注目され難い状況なのかもしれませんね。

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