YOUのデジタルマニアックス

香港のビンテージカメラショップCamera Guardianはカメラを売るのでは無く文化と人生を語る為の場所

香港の英字新聞、サウスチャイナ・モーニング・ポスト (South China Morning Post、南華早報) がビンテージカメラショップ Hon Kong camera guardianのオーナである David Chan氏のドキュメンタリ動画をYouTubeチャンネルに公開しています。

このカメラショップは香港返還前から経営されていたと思いますが、アジアの中でもヨーロッパに近い環境の中でカメラ文化を育んでいた場所だと思います。

だからこそ60年の間のカメラ文化がぎっしり詰めこまれたショップと、カメラの歴史を語れる店主さまがいらっしゃるということですね。

そして日本で言えば昭和を感じる場所で営業されているようですが、もうすぐ別の場所に移転するということも話されていました。

オーナーの方は80歳近いということですがとてもお元気なようでまた別の場所でこの素晴らしいカメラショップを続けられると思います。

ただ、香港も急激に開発されている場所だと思いますので、このような貴重な場所を継続して行くのも難しいと思いますので敬意を表するしかありません。
もし香港に行く機会があればカメラ好きとしては訪問した方が良いところだと思います。

それにしても、香港のカメラ好きのお客様の方は日本に負けず劣らず(というか日本よりも)熱い方が多いようですね。

日本でも未だこのような場所はあると思いますが、私の記憶では個人経営だったり小規模の味があるカメラショップが最近閉店されたという話をよく目にしますのでちょっと寂しいですね。

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澤村徹
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