YOUのデジタルマニアックス

大英博物館が収蔵品のイメージをダウンロード可能に、非営利であれば再利用と配布可能

大英博物館が、非営利であればダウンロードして利用可能なイメージを公開したということです。

“Earlier this week, the British Museum made nearly 2 million high-resolution photographs and images of artifacts within their collection available to the public, allowing you to download and use the images under the Creative Commons BY-NC-SA 4.0 license.”
Via ‘ The British Museum Just Put 1.9 Million Images Online for Public Use (https://petapixel.com/2020/05/01/the-british-museum-just-put-1-9-million-images-online-for-public-use/)

こちらのサイトから検索して閲覧、許されているコンテンツはダウンロード可能ということです。



Creative Commons BY-NC-SA 4.0ライセンスの規約はこちらで確認することが出来ます。



大英博物館のTwitterによれば、約490万点の収蔵品がオンラインで閲覧出来るようになり、そのち約200万枚がダウンロード出来るということです。

https://twitter.com/britishmuseum/status/1255136460862181380?s=21

ハッシュタグが #MuseumfromHome となっていますので自宅からでも博物館を見学出来るというこのご時世に沿って尽力されたということですね。

早速検索するとロセッタストーンが見つかりました。



更にに検索して見ると、葛飾北斎のプリントをダウンロード出来るようです。



 

ちなみに、2月にはスミソニアン博物館はOpen Accessというサイトで280万点のイメージやデジタルスキャンした3Dモデルを公開したばかりです。

 



 

また1月にはパリ市内の14の博物館もオンラインで6万点以上の写真をダウンロード可能なサイトを公開してたということです。



 

そして、ちょっと方向性は違いますが日本の国立科学博物館もコロナウィルス流行で閉鎖されていますが、おうちでも見学出来る“かはくVR”のサイトを公開しています。



 

世界の博物館がオンラインで収蔵品を見れたりダウンロード出来るようになれば、現在のように自宅に留まりながらも歴史や美術/芸術/写真への興味を高めることが出来そうですね。

また、アーティストの方もCCライセンスの元にこれらのイメージを利用した活動もできそうです。

 

そして出来るだけ早くコロナウィルスの流行が収まって注目した作品をこの目で見れるようになることを祈っています。

 

大英博物館展: 100のモノが語る世界の歴史 (単行本)

大英博物館
3,430円(05/07 12:15時点)
Amazonの情報を掲載しています

企画展だけじゃもったいない 日本の美術館めぐり

浦島茂世
1,760円(05/07 17:11時点)
Amazonの情報を掲載しています

フランス人がときめいた日本の美術館

ソフィー・リチャード
2,420円(05/07 12:15時点)
Amazonの情報を掲載しています
モバイルバージョンを終了