Phase Oneが IQ3 100MP Trichromaticデジタルバックを発表しました。
Wikiを調べると“Trichromacy”という単語が出て来ますが人間の視覚の三原色ということでしょうか。
PhaseOneはどうやら画期的なセンサーを開発したようです。
製品情報ページ
プレスリリースから抜粋
- 新型CMOSセンサーは人間の目による色の知覚を目指して設計した
- IQ3 100MP Trichromaticデジタルバックの新型センサー技術はSONYとPhase Oneの長年に渡るコラボレーションの成果である
- SONYと共同開発した新ベイヤーフィルターカラー技術を用いる
- この新技術によってこれまでに実現出来なかった色再現性が可能となっている
スペック
- センサータイプ CMOS
- 解像度 1億100万画素
- ISO 35〜12800
- ダイナミックレンジ 15段
- 16 bit Opticolor+
- 長時間露光 最大60分
- マウント XFシステム
- 電子シャッター
プロモーション動画
フォトグラファーTony Hewittによる IQ3 100MP Trichromatic のアピール動画
Trichromaticセンサーの原理予測
Our reader Conurus explained what’s so special with this:
Via : Phase One introduces the first Trichromatic sensor made in collaboration with Sony! – sonyalpharumors
- かつてのモノクロフィルム時代にでも、特定の色外を排除するピュアなカラーフィルターを用いると光量の損失が大きくなっていた
- これをデジタルセンサーに適用したとしても、色に対する忠実度を向上させると高感度を犠牲にすることになる
- 中判フォーマットの顧客に対してはこのトレードオフは理に適っているということだ
PhaseOneは、本当のプロ用として高感度性能より色再現性を重視した専用センサーを開発したということですね。
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