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アドビLightroom for iOS 2.4で各カメラメーカーのRAWファイル現像が可能に!

Adobeが、Lightroom for mobileの、Lightroom for iOS 2.4と Lightroom for Android 2.1を発表しました。

In version 2.4, two major improvements have been added: a raw technology preview and the addition of local adjustment tools.
Via : Lightroom for Mobile July Releases

これまでLightroom for mobileはDNGファイルのRAW現像は対応していまいたが、新Lightroom for iOS 2.4は各社のネイティブRAWファイルの現像にも対応したということです!

こちらが、フォトグラファーのElia Locardi氏がギリシアの美しい景色の元、富士フィルム X-T2で撮影したRAW現像をその場で行うというプロモーションビデオ。

気軽に持ち運びが出来るiPadでRAW現像が可能になるとすれば、その場で感じたインスピレーションで作品に仕上げられるということで、写真家の方にとってもこれまでに無いアイデアやワークフローが実現出来そうですね。

こちらがそのX-T2で撮影した風景をLightroom for iOS 2.4で撮影した作例が掲載されています。

RAWファイルをカメラからiPadに転送するのは、AppleのSDまたはUSBキットが必要ですが、アドビによれば、iPadに取り込んだキヤノンEOS 5Dsの5000万画素のRAW現像も可能ということです。
ただRAWファイルは一般的にJPEGの3〜5倍のファイルサイズということですので、高解像度のカメラの場合iOSデバイスのストレージ容量に注意ということが書かれています。

現在、Lightroom for iOS 2.4でRAW現像対応しているカメラのリストはこちら

一方で、Android判Lightroom for Android 2.1はDNG以外のRAWファイル対応は見送られているということです。
次のアップデートに期待という感じでしょうか。

また、その他の新機能として並行と円形選択が可能になりその部分処理が可能になる機能も追加されました。

これはもうiPad Proを導入するしか無い!?という感じですが、iPadもMac book並に高いのが難点かも(^^;
ただ、上にも書きましたが真のノマドな作品作りが可能になるとすれば、世界を旅するフォトグラファーにとっては必須の環境になりそうですね!
たとえばこちらの例 → 世界で一番小さい仕事場を持つフォトグラファー



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