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ニコンがカメラ不振で大幅減、キヤノンは脱カメラ依存を模索

東洋経済オンラインに「どうしたニコン、足引っ張るカメラ事業」という記事が掲載されています。

不振の要因は何と言っても、売上高の7割以上を占める、カメラ事業の悪化に歯止めがかからないことである。

Via : どうしたニコン、足引っ張るカメラ事業 | 企業戦略 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

「カメラ事業が持ち直し、増益維持」という期初の業績見通しは、第1四半期に早くも下方修正を迫られた。

一方、サンケイビズには「キヤノン、脱カメラ依存を模索」という記事が掲載されていました。

カメラと事務機の「二枚看板」を収益の柱とするキヤノンが、第3の柱となる新規事業の育成を急いでいる。有力候補は3D(3次元)技術を駆使した医療検査システムやネットワーク監視カメラのほか、複合現実感(MR)と呼ぶ技術を使った仮想映像システムなど、強みとする光学技術を生かした事業だ。

Via : キヤノン、脱カメラ依存を模索 得意の光学で「3D」技術育成 (1/4ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)

NHKのNEWSWEBの記事にはカメラの世界市場縮小のニュース。

海外の景気低迷やスマートフォンの普及の影響で世界のデジタルカメラ市場が縮小していることから、最大手のキヤノンに続いて世界第2位のニコンが今年度の販売計画を185万台下方修正しました。

Via : デジカメ市場縮小 ニコンも下方修正 NHKニュース

一眼レフカメラ2大巨頭であるキヤノンとニコン共に、今後のカメラ事業戦略について転換期に来ているようです。

一方で、フィルム縮退の危機を乗り越え、高級デジタルカメラの復活しつつある富士フイルムですが、先にデジタルカメラ依存から脱却し、好調。

今秋、富士フイルムホールディングス(以下、富士フイルム)が頭皮ケア市場に進出する。同社は6月30日、ミドル女性向け頭皮ケア剤「アスタリフト スカルプフォーカス」を新発売、同市場に進出すると発表した。発売するのは頭皮用美容液、シャンプー、コンディショナーの3品目。

Via : 富士フイルム、なぜ写真事業消滅の危機から構造転換成功?ヘルスケア1兆円への挑戦 – ライブドアニュース

また富士フイルムはエボラウィルス新薬の開発でも株価が急騰にあるということです。

キヤノンとニコンの判断は既に遅いのでしょうか?それとも富士フイルムのように、次の事業を見つけて発展させて行くことが出来るのでしょうか?

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