PHOTO BAZAAR (フォトバザール)
 質問 キヤノン ニコン ソニー オリンパス 富士フイルム リコーイメージング パナソニック シグマ
写真で大切なことは? 歴史感動とともに記録しておくもの エモーショナル その瞬間を残すもの 多様化、写真文化そのもの はすごく広がっている 心の豊かさに貢献 残すもの、記録するもの、共有したいもの 1.アーカイブ性 2.コミュニケーション性 3.写真を撮るという行為 時代の記録性、 フィルムもデジタルも基本的には変わっていない
カメラで大切なことは? 感動とともに歴史を記録する道具 残したい瞬間、写真をしっかりと記録して残せる 今ならではの使い方に合わせてアプローチをしていく 意味のある道具 持つ喜び、上質感を価値の中心に置きたい 人間の眼に近づける(目で見たままの感動を伝える)ことが夢 今見たものを忠実に残せること 表現力を目指して進化さ 優れた画質で確実に記録していくこと
カメラの企画開発で大切にしていることは? 撮影領域を広げていくこと お客様の資産、使うシーン、喜ぶ顔 良い画質が得られるカメラを作ること 多様性に対してアプローチ 技術一辺倒にならずバランス感覚をもつ 「名機」を作ろうという気持ち プレミアムブランドとしての品位やセンス 「写真」と「画質」を気持ちよく再現できる小型で軽量な道具 コストより性能のほうに重点 客さまに喜んでもらえること 「デジタル時代の新たな写真文化の創造」 固定概念にとらわれず、イノベーションユーザー体験を提供 他社と同じことを行っても意味が無い、 特長のある画質に絞る
レンズ交換式の魅力は? レンズが最も重要 バリエーションのある写真が得られる いろんな表現ができる可能性 レンズが交換できること ボディを変えると「カメラ」が変わること 気持ちを具現化してくれる道具が多い方がいい 表現の幅が広がる 写真の表現や撮影スタイルを変えられる 撮影領域が広がる レンズの味や描写を楽しむ 撮影領域を広げる、自己表現、チョイスする愉しみ、アクセサリーを選ぶ 最適なレンズ、表現力の幅、システムアップ システム性、拡張性、時代を超えて使う、 ボディ交換式の時代に?
一眼レフの魅力は? 瞬間を意のままに切り取れる 光学ファインダーの魅力 完成された道具の美しさ 信頼性、フィルム時代からのレンズ資産、光学ファインダーの追従性 絶対的にスペースがありいろんなものが積み込める可能性 続けていく 光学ファインダーは被写体を追いかけるにはまだ優位 光学ファインダー、スピード、レンズの豊富さ、電池寿命がシステムとして充実 フィルム時代からの完成度 光学ファインダーは撮影に集中することがでる 光学ファインダーの美しさ反応の速さ、一眼レフがマイナーになる時代がくる
ミラーレスの魅力は? ダウンサイジングし軽量化 女性や旅行する人 システムの小型化、デザインの自由度 小さいだけじゃなく、良い写真がとれる 大切なのは基本性能 小型軽量と親しみやすいスタイル EVFで効果を確認できる EVFの使い勝手の良さ、ピントの精度、小型軽量、オート機能、高画質設計のレンズ ミラーショックが少ない 小型薄型、EVFのプレビュー機能、最新技術を使った斬新なシステム 小型・軽量、機動性、LVF、ミラーショックがない、 ファインダーで動画が撮れる AF、AEが正確、ミラーショックがない、小型軽量、 高画質化とコンパクト化の2つの道
レンズ交換式カメラの今後の進化は? 交換レンズの「群」としての完成度を上げていくことが最優先 Kissはミラーレスに置き換わるかも EFレンズに新しく1本のラインを加えていきたい もっと高画質化に向かう 一眼レフカメラでないとできない高画質もある α7シリーズは目的別の機種 Aマウントは違ったところを狙う EVFの進化で光学式ファインダーにこだわらない ミラーレスはあらゆる面で進化する 一眼レフは革新性にもの足りなさを感じる ミラーレスは一眼レフを超える高速化 レンズ群はさらに拡充 新しい技術革新を模索、より一層の高画質化や操作性の向上 高画素化、小型化、高性能化・高画質化、新しい撮り方の提案、 8Kになると動画と静止画の壁がなくなる 一眼レフは高速性が求められ、ミラーレスは高精細な画質に向かっていく
将来まったく新しいカメラは出るか? ぜひ出てきて欲しい、若い世代が中心になってチャレンジしている かたくなに守っていくべき機種と改変しチャレンジしていく機種がある LYTROカメラに注目 ウェアラブル、スマホが新しいカメラ文化を牽引し多様性を広げる 可能性はある Open Platform Cameraの製品化は未定 カメラの本質から大きく外れたものは長続きしない THETAなど、新しい領域のカメラは広がりを見せていく 新たなカメラを生み出すことが我々の使命 様々なことができるがFoveon画質を極める、 中判や大判カメラの画質を目指す
カメラのモデルチェンジサイクルは? 毎年のモデルチェンジは積極的に行わない方向になっていく 長くなる傾向 ブランドの信頼感も高められる ハードは開発スパンが長くかかる ソフトで進化させることで時間軸を短縮できる 技術が進化して新しい価値が提供できるなら他社にさきがけて製品化 頻繁なモデルチェンジは、誰の得にもならない 長くなるとは言い切れない。商品のコンセプトにもよる 写真愛好家向けモデルはファームアップに対応 可能性はある、 ハードで対応できないことをファームで対応する
センサーの大型化は? FXの高画質化が優先 様子見をしている システム全体のベストバランスはフォーサーズ 大きければいいというものでもない フルサイズは一つの方向性 最適なセンサーサイズで棲み分けが進む フルサイズFoveonは事業的判断が必要
センサーの高画素化は? ピクセルクオリティを保ち画素数アップしたカメラを近々出す レンズの“伸びしろ”はあり対応できる トリミング等で新しい写真表現が可能 お客さまのニーズ次第 ゆるやかに高画素化に向かう レンズ性能で頭打ち 今の技術ではAPS-Cで2,500万画素が限界 トリミング、解像力、諧調描写力、グラデーションの向上 レンズの性能を活かせるようになる 8K対応で解像度も上がる 高感度のS/Nは苦しくなりバランスをとっていく
イメージセンサーの「新しい機能」は? 答えは保留 高画質化、高感度化、高速AFや高速撮影機能 一番の要望はフォーカス性能 高画素で高感度、そして高速 高速化、低消費電力、高感度特性、高ダイナミックレンジ、像面位相差AF 高速読み出し機能、高感度性能、グローバルシャッター ダイナミックレンジ、16bit、入射角特性、読み出しの高速化 高速読み出し ダイナミックレンジと読み出しスピード
新しいタイプのセンサーは出る? 光の方向性など取得できれば新しい方向への進化 回答出来ない 学会レベルを調べてみても具体的なものはまだない 可能性はある 積極的に採用したい 可能性は充分にある 有機式もあるがだまだ先 ある、市場ももっと活気づく ブレークスルーがあれば可能性はある
画像処理技術の進化で可能になる“夢”は? コンピューテーショナルフォトグラフィーという技術 詳細は話せない 色々なことができる可能性はあり スーパーコンピューターが入れば、ライトフィールドカメラが具体的に 人間の頭脳のように画像情報を理解 ダイナミックレンジなど人間の眼に近づくこと 撮影者のビッグデータを利用し学習 今までは見えなかったものが見えるようになる カメラの究極の夢は「人間の目を超えるもの」になること 様々な可能性がある
画像処理の是非は? 写真の基本は"素"の光学性能が良いこと 取り除くことができない収差などは補う 用途次第 記憶色レベルの処理は許せる いろんな場面で、いろんなカメラが使われる時代になる レンズとセンサーの性能や潜在能力を最大限に引き出すような技術は必要 良いこと 応用範囲は広く可能性が広がる 悪い事ではないが他の手段も考えるべき、まず光学系でがんばるべき 弊害を生まない範囲で光学側の負担を軽減し画期的なシステムの可能性も バランスを見ながら利用、やり過ぎてはいけない
メカシャッターから電子シャッターになる? 可能性は否定出来ない 電子グローバルシャッターが合理的 可能性はあるがまだメカが続く 可能性はあるが利便性だけで成立しているものではない 可能性はあるが技術的側面だけの合理性は求めない 可能性はある、カメラの小型化にも寄与 グローバルシャッターができるのはそう簡単ではない 取って代わる可能性はあるが撮る楽しみは残ってほしい グローバルシャッターはしばらくは難しい
電子手ブレ補正に代わる? 当面は光学式のほうが期待 しばらくはレンズ内VR  ー それぞれの良いところを組み合わせれば良い 画質の劣化は避けられないので難しい 画質が遜色なければ、可能性があるが難しい 可能だが、焦点距離が変わってくる
完全自動カメラは?  ー つまらない 技術は追求するが、意志を込める写真の答えにならない れれれ 十分に利益をもたらすが、写真を撮影の愉しみが薄れる ベネフィットはあるがその方向に向かうわけではない
一眼レフカメラの売上鈍化の要因は? 減たのはエントリーモデル 進化が遅くなり買い換え需要を起こせない 進化が鈍化し買い替えサイクルが遅くなっている 市場在庫の問題もあった ある程度のクオリティは一巡し買い換え、増しのモチベーションが減った 満足できる技術革新がない 将来ミラーレスカメラがメジャーに、一眼レフがニッチなる 買い替えサイクルも長くなってきている 本格的なミラーレスカメラの登場が影響 市場が成熟し、技術進化の鈍化も原因 落ちているのはエントリーのほう、スマートフォンに取って代わられている 一眼レフ志向の愛好家の需要が一巡 ミラーレス機の熟成が進み認知された 技術革新が止まった、いままで売れる量が多過ぎた、 止まったのはエントリー、上のクラスに行く人が少ない
ミラーレスカメラの売上増加の理由は? ブームも一巡し、あとは定常走行に入る 小型化と高画質化 いままでの一眼レフでできなかったことができるこ 満足してもらえる性能のミラーレスカメラが出てきたから 女性や中高年の市場を拡大する努力 上級機でプロやハイアマが増えた ユーザーのカメラに対する見方が変わってきた 性能面の向上が大きい 熟成、小型軽量、使い勝手、LVFの動画撮影等が評価 サイズ感、ピントが正確で良い写真が撮りやすい
コンパクトカメラの今後は? 高倍率高級コンパクトは伸びている スマホではで撮れない写真 サブカメラとしての高級コンパクト 特長があるもの以外はさらに需要は縮んでいく 特長が明確な商品のみが残っていく 愛好家向けの高倍率ズーム、高級コンパクトについては堅調 DPシリーズのような特徴のある製品が残っていく
動画機能は必須か?  ー 必須、新興国では重要 トレンド 4Kはお客がだんだんと気づき始めた 必要 強化したい 必須 これからは積極的に動画撮影にも力を入れていく 必須。海外ではビデオカメラがなくなりつつある すべてのカメラに必要な機能、 4K以上熱対策は今後重要 あればいいねというもの、シグマには対する要望は少ない
レンズ開発で重視していることは? 光学性能は絶対に譲らない前提で、耐衝撃性、耐久性を向上 画質が一番 小型化、軽量化で進化 画質優先に 加え、利便性、取り回しの良さ レンズ、イセンサー、画像処理のバランスが重要だがレンズが最も重要 光学でとことん性能を出す AFや手ブレ補正も大切 手につたわる感じ、操作性、小型化軽量化 画質と大きさ、価格のバランス味つけ レンズは財産 意図したイメージを的確にとらえるレンズ 最適なタイミング アート、スポーツ、コンテンポラリーを明確にシンプルに作っていく、画質は当然
レンズ性能や機能は更に進化するか? レンズの重さやサイズを改善 小型化、軽量化 Eマウントレンズは歴史が浅いので、一生懸命走っている最中 設計と製造技術とのバランスがポイント アナログ技術は大きくジャンプしない バランスをとりながら少しずつ進化する 高倍率の可能性 画質は今までの延長で進化 画像処理の進化も 3,000万画素超の光学性能 微細なピント、高精度な手振れ補正 進歩スピードは緩やか、性能の良いレンズを作るの大変
画像処理によるレンズ補正をして良いか? ON/OFFできることが条件 頼らなくても光学性能の良い製品作りが基本 限度をわきまえてやる 補正をしたほうがいい場合もある まずはレンズの性能が第一 補完的な補正はおこなっている 画像処理に頼らない 画像補正処理に頼ると画質が劣化する どんどん利用していくのが良いが思いは複雑 写真品位を下げなければ徹底的にしてもいい が味な収差は補正しないことも必要 バランス、メリットがあれば良いが、良いレンズに徹する 処理を前提にしたレンズは短命
メモリカードはどのように進化するか? より高速化 無くなることは無い 次の進化はスピード 現時点ではそれは考えられない なくなることはない セキュリティ上も必要 大きなブレイクスルーやフォーマットチェンジはない 高速記録、大容量の方向に進化 よくわからない、充分な容量が必要
メモリカードはクラウドに代わるか? 一部無くなるカメラが出てくるかも なくなるものもでてくるかも 難しい 無線を使った画像転送を前提とした製品の可能性もあり 利便性があり将来さらに活用される 将来はカードは内蔵型になってクラウドにいく まだまだ先 メモリーカードは間違いなく残っていく クラウドはサービスがずっと保証されるのか不安
スマホとの関係は? スマートフォンは優れたインフラで利用しない手はない とてもおもしろい世界が広がりそう スマホを使って写真をおぼえたお客さまが、違和感を持たれないように気を配る  ー きちんと連携することが大切 敵視するのではなく、補完しあう関係 さらに積極的に親和性を高めるべき 補完関係が続く 競合機器であると共に共存機器 スマホはカメラ 画像でコミュニケーションする道具 従来のカメラは大切で残したい写真を撮るための道具
フルサイズのミラーレスは? お答えできない Nikon 1の1インチが優先 フルサイズは景色やポートレートの撮影 大型センサーを採用しないと言い切れないが具体的な計画は無い APS-C判のカメラに集中してるが研究している 出す予定は無い 非常に高い市場性だがまだまだ研究中のレベル ミラーレスの予定はない、フルサイズFoveonはシステム全体や発展性を考慮すると簡単ではない
今後のコンパクトは? ミラーレスカメラが本当に必要か引き続き検証  ー  ー フォーサーズコンパクトは現在も研究中 レンズ交換式以上に小型軽量、機動性、価格が重要なポイント GRのズームレンズ化は具体的な予定はない 魅力的な商品をご提供し、ミラーレスと共存できる DPシリーズでのズームの予定はない
中判カメラは? 完全に否定しないが、それ以外にやるべきことがたくさんある やるとも、やらないとも言えない 巷ではいろいろと噂はあるが、それはない  ー 要望を受け研究中 需要は極めてニッチ スタジオ撮影やプロが軸の中判に取り組む意思は今のところない
その他のカメラ、レンズは? 7D2が出てAPS-C一眼レフ要望があることを否定しない 1インのミラーレスはなんともいえない 野鳥を撮られる方はAPS-C ミラーレスはAPS-C判が最適なフォーマット (フルサイズ?)開発は計測 ジャッジは来年Kマウントは大切する、レンズは揃える Qレンズは優先するレンズを検討している ベストバランスのセンサーサイズを選んでいく SD1の後継機種はある Foveonをきちんとブラッシュアップしていく アオリ機構レンズは迷っている、フルサイズ大口径ズームは言った覚えが無い
メモリカードについての対応は? CFast2.0はいちばん有望なメモリーカード UHS-IIは対応したい XQDメモリーカードに関する回答は控える UHS-IIに関する回答は控える  ー ダブルスロットは検討はしている より高速化と大容量化 ダブルストッロは早い時期に対応 将来の製品で対応する方向