キヤノン中国の幹部がスマホメーカーとの協業を模索していると発言？（GIZMOCHINA/CR）

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11か月前

CanonRumorsによれば中国のサイトGIZMOCHAINAが掲載した中国Canon会長のインタビュー記事から、Canonがスマホメーカーとの協業を進めているという話題をアップしているようです。

まずこちらが、GIZMOCHINAの記事

Canon is exploring collaboration with smartphone manufacturers

スマートフォンブランドとプロ向けカメラメーカーとのパートナーシップが締結される傾向が増加している。
- イメージングと光学知識を交換するプラットフォームが提供されることで双方のブランド価値を向上さる結果をもたらしている。
- 例えばVIVOとZeiss、OPPOとHasselblad、XiaomiとLeicaなどの例は前向きな成果をもたらしている。
中国Canonの小澤弘樹会長の最近のインタビューで、スマホメーカーとカメラメーカーの協力の機運が高まっていることを認めた。
- Canonはこの分野で積極的な研究を行っているが、具体的な行動のタイミングについては検討している段階であることを明らかにした。
- Canonは市場の需要に合わせて独自の判断を下すことになる。
興味深いのは小澤氏がデジタル一眼レフカメラ（DSLR）を使うことは経済的負担よりもむしろ幸福をもたらすことを強調したことだ。
- このようなカメラを所有することで得られる価値や愛着感は投資を上回ることになると彼は信じている。

こちらがCanonRumorsの記事。

Canon is looking to partner with a smartphone manufacturer

数週間前、Canonがブランディングとモバイルテクノロジーを補完するスマートフォンパートナーを探しているという報道が出た。
- このアイデアはあまり語られていなかったが、Canon社内でこれまでも進められており活発なプロジェクトであると聞いている。
ただ最大の疑問はどの携帯電話パートナーと組むのか？ということだ。
- Xiaomi 13 Ultraを見ると、米国ではそれほど有名では無いが、Leicaと強い関係を持っている。
- OppoはHasselblad/DJIと提携している。
- VivoはZeissと提携している。ただZeissが写真用レンズから撤退するという話があり将来は定まっていないように思える。
- HUAWEIは多くの規制がかけられていることで対象とはならないだろう。
- 残る2社はAppleとSAMSUNGであるが、いずれも外部ブランドを取り入れるとは思えない。Canonが突出するような技術を持っていない限り両社は必要としないだろう。
- GoogleのPixelシリーズは優れたデバイスであるが、Googleがコントロールを放棄することも無いだろう。
これらのことから残ったブランドは市場シェアのかなり小さい割合しか無いだろう。
- Asus、Motorola、Honor、OnePlusなどが挙げられるかもしれないが、Canonにとって強力なものとは思えない。
我々が考えることが出来るブランド、また将来独自かつユニークな物を出す可能性があるブランドは、Nothingだろう。
- 彼らは現時点では市場シェアもワールドワイドの展開もほとんど無いが、現在のスマホが陳腐化している状況においては注目すべきメーカーのように思える。
- 仮にNothingのようなメーカーと提携するとすればそれは長期的な戦略になるだろう。
- このブランドがやるべきことは沢山あり、Canonからは多額の投資が必要になる筈だ。
またSONYが完全に支配している成長分野でCanon製のセンサーが事業化されることになるのかも疑問である。
更にもう1つの質問は、カメラ側のブランディングによってスマートフォンの売り上げを増やすことが出来るのか？は疑問である。