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アップル WWDC19 の MacPro 8K動画デモの映像を撮影したのはニコン Z9?では無い?

先日、AppleがWWDC19でグラフィックモンスターあるいは“cheese grater”チーズおろし器と呼ばれてしまった新MacProを発表し、その脅威のグラフィック処理性能のデモを行いました。

そこでケニアで撮影された8K動画映像が使われていましたが、これはNikonのアンバサダーであり著名フォトグラファーであるAmi Vitale氏が関わっていたということで未発表のNikon Zミラーレスカメラで撮影されたものでは?という噂が流れました。

“This Nikon 8K camera speculation comes from the Apple’s WWDC 2019 event:”
Via ‘ Apple’s WWDC 2019 event: hints at a new Nikon 8K camera? – Nikon Rumors (https://nikonrumors.com/2019/06/04/apples-wwdc-2019-event-hints-at-a-new-nikon-8k-camera.aspx/)

しかしCinemaHDのフォーラムによれば、Nikonのカメラで撮影した映像では無いという指摘が投稿されました。

“Actually the documentary was shot on RED Monstro in 8K by Kiwi cinematographer Mark Toia of ZOOM Film and Television.”
Via ‘ Supposed “Nikon 8K” camera footage was actually shot on RED Monstro VV! – EOSHD (https://www.eoshd.com/2019/06/supposed-nikon-8k-camera-footage-was-actually-shot-on-red-monstro-vv/)

ということで、Nikonの新カメラとはあまり関係が無いようですね。

ちなみに、何故新MacProが動画撮影モンスターであるのかが、WWDC19のプレゼンテーションで確認してみました。
キーノート動画の1時間22分あたりからの説明。

凄いですね。

世界最速性能となるグラフィックカードを2ユニット搭載出来、更に、AfterburnerによるProRes専用のハードウェアアクセラレータが動画編集のキモということですね。

Nikon Z6/Z7シリーズはProResRAW 4Kの外部出力が可能おいうことなので、それを活用される方はMac Pro2019いかがでしょうか?

” CES2019での小さなニュースだったが、Atomosとニコンは、ニコンのフルフレームミラーレスカメラZ6とZ7からRAW映像を出力し、Atomos Ninja VでProRes RAW記録すると発表した。この発表は、将来のミラーレスカメラのロードマップに影響を与える可能性があるかもしれない。”
Via ‘ ニコンZ 7/Z 6とAtomosによるProRes RAW記録は業界を変えるか? | cinema5D (https://www.cinema5d.com/jp/why-atomos-prores-raw-recording-for-nikon-z-7-and-z-6-could-change-our-industry/)

そしてNikon z9??が8K出力に対応するのであれば、MacProは必須ということですね!

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