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パナソニック「LUMIX S series 体感イベント」ハンズオンレポート

先日LUMIX GINZAで開催された「LUMIX S series 体感イベント」は素晴らしい座談会の後、実際にS1とS1Rをハンズオンさせて頂きました。

 

S1とS1Rの高感度をチェック

あまり意味無いと思いますが、、、まずはS1とS1Rを感度別で撮影して別ブログにアップしてみました。
被写体が花しか無いもんでw

Panasonic LUMIX DC-S1感度別で撮影してみた

 

Panasonic LUMIX DC-S1R 感度別で撮影してみた

 

 

3本のSレンズも試してみた

結局、花撮ってるだけですがw

Panasonic LUMIX S Pro 50mm F1.4 レンズ 絞り変えて撮ってみた

 

Panasonic S1RLUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.使ってみた

 

Panasonic S1LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.これS Proレンズに負けないレンズ

 

一応S1の4K動画も撮ってみた

これも目の前の花しか無いので殆ど意味がありませんwww

4K30p、ファイル情報をみると125Mbpsとなってました。

 

4K60pにすると、クロップされました、Super35相当になるようですね。ファイル情報見ると154Mbpsとなっていました。

 

感想

今回、花しか撮ってないwwwので、このカメラの本当のポテンシャルは判りませんが(^^、、、が。

Panasonic S1/S1Rの2つのボディと3つのレンズは、どのような組み合わせで撮影しても、最高かつ安定した画像が出て来るのが印象的でした。

画像処理も、どの感度で撮っても露出とカラーバランスが一定していてる。
3本のレンズもどれもシャープかつ安定したボケの絵で、違いは画角とボケ量だけがという印象。

操作系にしても物理ボタンやダイアルが充実して、某社のような飛び道具も無くツッコミ所が無く誰もが淡々と使える印象。
ファインダーやモニタも自然で違和感無いです。特にファインダーは他社より高解像度なので更に良いということだと思います。

以上のようにSシステムは、安定性というか一貫性が印象的で、これは他社のミラーレスカメラに無いメリットのだと思いました。

前セッションの座談会で、高橋先生が「S1はこれ以上進化する余地があるのか?」 また、アサヒカメラの大貝氏は、「無個性なカメラが多くなった、テストしていても問題無いので面白く無い」、ということをおっしゃっていたのですが、これはPanasonic Sシステムに(良い意味で)そのまま当てはめることが出来るように思いました。

私はα7RIIユーザーですが、これまで出て来たレンズを振り返ると、無印レンズ、Gレンズ、SONY Zeiss、G-Masterと名前も画質も一貫性が無い印象で、結局G-Masterで落ち着くのかなという感じ。また操作性に関しても未だに未完成な感じです。
Nikonもそのレンズは素晴らしいのですが、フルサイズミラーレスへの意気込を訴求するNoctというフラッグシップレンズとの差をあまりにも大きい感じ。
Canonはレンズもボディも旧来の撒き餌戦略w

一方でPanasonicのSシステムは最初からSシステムとしての基準が決められている感じで、ボディとレンズを選ぶ基準が明確になり価格もそれなり。
これは最後発としての最大のメリットなんだと思います。

もし、今後出るボディもレンズも、同じように無個性(^^;かつ最高性能を持つとすれば、静止画も動画も(価格もw)Lマウントアライアンスの中で基準的なシステムになりうると思います。
そして、個性やプラスαを得るにはLマウントアライアンスのシステムを選ぶことも出来ます。もっとお金があってマジックが欲しい場合はLeicaで、SIGMAレンズで最高のコスパと個性を選択することが可能になりそうです。

ですので、もしフルサイズミラーレスカメラを最初に選択される場合、あるいはシステムごと移行される場合はまずDC-S1+24-105mmか、S1R+50mmを選んでおけば、まったく問題無い気がします。(その代わりSONYのように遊べないかもw)

 

おまけ

この記事の冒頭の写真と下の締め写真はイベントの最後にLUMIX GX7 Mark IIで撮ったものです。

レンズは、LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.のキットレンズで、合計4万円代というS1の1/10の価格ながら、その露出やカラーバランスなど傾向と見栄えはそう変わらないw(等倍にしない限り)

Panasonic LUMIXの安定性おそるべしと実感しました。

 

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