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SONY曲面センサーの具体的な技術解説記事とサンプル画像(日本経済新聞)

日本経済新聞のWebサイトにソニーが開発した曲面CMOSセンサーに関するより具体的な記事が掲載されています。

「最初の発想は生物の目をまねることだった」――。同社セミコンダクタテクノロジー開発部門の糸長総一郎デバイスマネジャーは曲面CMOSセンサーを開発した経緯をこう説明する。「なぜ目が生まれたのか、なぜ目は丸くなったのか、生物学の本で学ぶところから着手した」

Via : 生物模倣で大進化、デジカメの「目」 ソニーの挑戦  :日本経済新聞

SONY 曲面センサー

■曲面CMOSセンサーの利点

  1. 暗い場所でもノイズが少なく明るい画像を撮影できる
  2. レンズを小型・軽量化、低コスト化できる

■技術概要

■実用化に向けた検証

■製造技術の確立

■曲面CMOSセンサーの課題

更に、この曲面センサーでとらえた世界初のサンプル画像もアップされています。

SONY 曲面センサー

これまでの情報では、曲面センサーにすることで光学的に大きなメリットが得られるという話が中心でしたが、なんと、シリコンを曲げることで、電気特性が変化し、ノイズを減らせることが出来るというのは、これも大きな発見であり、発明となるのかもしれません。

またこの記事を読んでいると、もうすぐにでもこの曲面CMOSセンサーが何かのカメラやスマホに組み込まれ、画期的な製品として発売される日来そうな予感もします。
フルサイズで専用レンズとなると、DSC-RX2ということになるのでしょうか?
もしソニーがこのセンサーを製品化するお膳立てとして、RX1を世に出していたのなら、他社が正に真似出来ない戦略と言って良いかもしれませんね。

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