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PENTAX K-3 タッチ&トライ レポート その6「徹底的に作り込んでようやく世に出すことが出来たカメラ」

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PENTAX K-3のタッチ&トライイベント、デザイナーの浜村氏のプレゼンテーションの続きです。

一眼レフカメラの特徴は撮影している時そのボディデザインは見えない、というお話をお聞きしましたが、そこで大切になってくるのは、ファインダー、そしてグリップです。

ペンタックスのデザイナーの拘りのグリップ設計、そして、細か過ぎて伝わらないデザインの工夫を語って頂きました。

■グリップ形状の設計

グリップの設計はまず3D CADを用いるが、2Dとなるモニター上での検討は限界がある。

手で触った感触を確かめる為に、3次元加工機を導入して試作している。

10年前導入した三次元加工機は動作音が煩く別室で稼働させている。

今流行りの3Dプリンタは解像度が未だ足りないので現時点では利用出来ない。

何度も何度も形状を修正し検討する。
その度にCADデータを起こし、三次元加工機を稼働させていたのでは、時間が足りなくなるので、部分的にクレイを盛りながらグリップ形状を決めて行く。

また、親指側の電子ダイアルの配置は鋸で切ってパーツ別にして、貼り合わせながら位置を調整。

このようにして、アナログな調整を何度も何度も繰り返して行く。

デジタルだけではモノ作りは完成しない、アナログ的な部分も必ずある。

表から見えない部分も徹底的に作り込む。

 

社内モニターの方の意見を反映。

手の小さい方と大きい方では持ち易いグリップは異なって来るが、今回K-3は手の大きい方も対象にし、K-5と外観はほぼ同じ大きさの中でグリップ部を深くした。

将来的には、手の大きさが異なるユーザーにそれぞれきめ細かい対応を実現したい。

 

■細かすぎる形状の工夫

背面の操作部分も作りこみ。

増加したAFポイント選択操作に対応する8方向十字キーを考案。
ボタン形状を何度も試して実現した。

また、動画選択レバーは拳銃の安全装置のレバーを参考にすることで、より判りやすい形状となった。

ユーザーから電源レバーのギザギザが痛いという声があったので、当たりがソフトな感触になるように形状を工夫した。

また、ISO、露出補正ボタンを人差し指で操作する時、指が接する角度が斜めであることから、凹みの形状も斜め方向に切れ目を入れた。

各ボタン、スイッチ、ダイアル類も、試作品を光造形を使って山となるほどの試作パーツを作成した。

縦位置グリップは他のデザイナーが担当。

こちらも細かい工夫が施されている。

一部ではK-5からわざわざ新しいグリップを準備する必要はあるのか?という声もあったが、K-3専用としてより持ち易いグリップを作った。

縦位置でも持ち易いように、より丸みを帯び、凹みの部分も追加した形状にした。

新型グリップにも拘りが込められ、価値があることを判って頂きたい。

こうして、ようやく世に出すことが出来たK-3、そんな良いカメラを長い間皆様に楽しんで使って頂きたい。

拍手!

 

ということで、PENTAX様からのプレゼンテーションを終了しました。

そしてK-3を開封させて頂きました。

 

 

プレゼンテーションを聞く前は、エッジの効いたデザインのK-3は、CADで作ったようなシンプルな造形のカメラであるという先入観がありましたが、実際はそうでは無く、例えば、四隅が全て異なるRで構成されており、それぞれ手が接する角度を計算されて作られていることが判りました。

皆さんもK-3を手に取って頂いてじっくり眺め、そして実際に撮ってみて頂くと、PENTAXのデザイナーやエンジニアの方が、膨大な時間を掛けて作り上げた過程や工夫を発見出来ると筈です。

ということで、ペンタックス様のプレゼンテーションレポートは終了です!
ご成長ありがとうございましたm(_._(m

そして、その後のタッチ&トライで撮影した写真、K-3をお借りして撮った写真はこちらにアップしますので、今後共宜しくお願いいたします。

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