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#Nikon

ニコンの考えるフルサイズとは(ITmediaデジカメプラス)

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ITmediaデジカメプラスが、ニコン商品企画担当の石井弦一郎氏(ニコン 映像カンパニー マーケティング本部 第一マーケティング部 第一マーケティング課 マネジャー)へのインタビュー記事を掲載しています

最新のD600をメインに、D4、D800といった製品とのカテゴリの違い、想定するユーザー層、またフルサイズに興味を持つユーザーに対してのメッセージを、商品企画を担当する石井弦一郎氏(ニコン 映像カンパニー マーケティング本部 第一マーケティング部 第一マーケティング課 マネジャー)に尋ねた。

Via : 「D600は手軽なFXカメラ」――ニコンに聞く「フルサイズ」(前編) (1/2) – ITmedia デジカメプラス

ニコン「D600」は「フルサイズが気になるけど手が出ない」人に向けた製品として企画され、大きなヒットとなった。ただ、D7000などAPS-C機にも軽さを初めとしたメリットはある。ニコンの考える、セグメントとは。

Via : D600かD7000か――ニコンに聞く「フルサイズ」(後編) (1/2) – ITmedia デジカメプラス

■D600の商品企画

  • 発端は、FXカメラを使いたいけど、「大きい」「重い」「高価」などの理由で、“気になっていても移行できない”と感じている方へ、手に取って頂ける製品を作ること
  • いきなりエントリーのお客様が使うというよりも、D7000やD300Sなど、DXカメラをお使いの方が、スムーズに使えるようなカメラへ仕上げた
  • D600はD800に比べれば確かに安価だが、安いからチープでいいとなどとは一切考えていない
  • 品質感、作りこみの部分には、かなり気を使って作ったつもり
  • メカ部分の設計もD600とD800ではまったく異なり、シャッターボタンの感触やシャッター音、ボタン類の操作感など、表には出てこない部分のモノの作りはまったく違う
  • D600は感覚に作用する部分をD800に比べると頑張らず、オゴらず、その分、センサー部分に注力するという手法で作られている
  • 高感度を使わないとFXは面白くないのかというと、決してそうではない

■DX、CXカメラについて

  • DXカメラは今後も展開される、十分なカメラ経験を持つ方にもメリットのある製品
  • Nikon 1は「今まで撮れなかったものを撮る」というキーコンセプト
  • DXレンズも引き続き投入していきたい
  • 機動性を重視されるお客様でしたらDXの方が分がある

■FXレンズのリニューアル

  • 特に高画素なD800/800Eになるとレンズに対する要求レベルが上がる
  • FX対応レンズのリニューアルを進めているがなんでもリニューアルすればいいとは思っていない
  • 特に明確なスケジュールはない

■各機種の位置付け

  • FXカメラはなんといっても画質が優れている
  • D600の操作系や操作スタイルといった部分はD800ではなく、D7000に近くしている
  • D7000からステップアップされても何の違和感もなく使っていただけるように
  • D800はプロユースも含めて考え、D4とD800で操作系は合わせるようにしてある
  • D4を使っているお客様はD800を使っても違和感ないように、また逆もしかり
  • D3000系、D5000系がエントリー、D600、D7000がミドル、D4、D800がプロフェッショナル
  • そ後継を出せばいいとは考えておらず、「FXカメラ」への反響を見ながらゼロから企画した結果がD4、D800、D600
  • 単純な上下関係ではなく、それぞれにミッションを持ち、価格や画質で優劣をつけているわけではない

■市場について

  • デジタルカメラの市場はこれまで、基本的には新規購入者をとらえ、右肩上がりだったが、需要が一巡すれば、これからは買い換えユーザーの比率が上がる
  • (買い替えでは)多様な要望があり、カメラのラインアップとしても、それに応えられるようにしていく必要がある
  • お客様がどこを重視していくかをこれからもより細かく整理していく必要があるかと思っています。

■最後にメッセージ

  • FXセンサーのカメラで撮られた画像をできる限り大きな画像サイズで見て欲しい
  • FXカメラの良さとしては、カメラを持つことの満足感がある
  • 新しいカメラライフが始まるというワクワク感をFXカメラは秘めている
  • DXカメラをお使いの方は未体験ゾーンとして足を踏み入れていただきたい

結局ニコンもキヤノンもミドルクラスにフルサイズを下ろして来たということになりますが、今後フルサイズは入門クラスにも展開されることになるのでしょうか?

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