ペンタックスは2013年を目処にフルサイズを開発中(デジカメWatch)
ペンタックスリコーイメージング、開発統括部長の北沢利之氏へのインタビュー記事
先月、ドイツ・ケルンで開催されたフォトキナにおいてインタビューを実現できなかったペンタックスリコーイメージングにインタビューを行なった。答えていただいたのは、開発統括部長の北沢利之氏である。
■ミラーレスカメラについて
- ミラーレスは一番大きくてもAPS-Cサイズセンサーぐらいと考えてきた
- ミラーレス機は画質以外にも魅力を引き出すためのアプローチが多数ある
■フルサイズ一眼レフカメラについて
- “高画質な商品”というイメージを得るためフルサイズセンサーに行きたくなる気持ちはわかる
- 一眼レフカメラはカメラという機械そのものが好きという方の製品ともいえる
- 大きなセンサーのコンパクトカメラと画質差が小さくなってしまうと一眼レフカメラが魅力的に見えなくなってしまう
■ペンタックスのフルサイズ一眼レフの開発について
- ローエンドの裾野をスマートフォンに奪われている
- フルサイズセンサー採用の一眼レフカメラ開発を検討している
- センサーを作るメーカーともコンタクトし製品化を前提に開発中
- “カメラを開発する”という部分だけをみれば、フルサイズもAPS-Cも同じ
- フルサイズが差異化ができるかを議論しているところ
- フルサイズ一眼レフカメラを作るのであれば、新たにレンズラインナップを作る必要がある
- ペンタックスならではの付加価値を議論しているがまだ完全に結論は出てない
- マーケティング面でのストーリー構築とは別に開発は並行して行っている
- 製品化前提で作っているので、出す事は間違いない
- 2013年度以降を目処に先行開発を行っているの
■他のレンズ交換式カメラの開発について
- Kマウントシステムを充実させていく責任を、既存ユーザーに対して持っている
- DAレンズを揃えてきたのはフルサイズと明確な差別化は難しいという判断があった
- 長いスパンではフルサイズに向かうが短いスパンでの戦略は、APS-Cのエリアでラインナップを増やしていく
- 645Dの後継機種の製品開発もスタートしている
- 3EVまで追従するAFユニットとローパスレスモデルが注目されていることを感じる
- ローパスレスモデルの初期注文は、当初想定していたよりも遙かに多くて驚いている
- 1億画素センサーが見えてくる
- 高解像度化で、ローパスレスは既定路線になっていく
- ローパスフィルターとは別の部分、異なる考え方の方向で、解像感を出す技術開発を行なっている
- PENTAX Qも今年から来年にかけて、交換レンズを増やしていく
- Pentax Qや645Dなど独自領域の製品は必ず続ける
ユーザーの要望がある限り、一眼レフメーカーとしては、やはりフルサイズの商品ラインナップが必要そうですね。
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